トラリピの月収が70万円を超え、それに加えて

トラリピの決済の勢いが止まらず、2024年2月のトラリピでの収益は70万円以上となりました。

2024年1月は50万円で過去最高益を出していたのですが、翌月にあっさりとそれを超えてしまいました。

なおかつ、トラリピとは別に運用している案件も順調に推移したので、結果をここに共有します。

先月の運用結果

わたしは「EUR/GBP」「AUD/NZD」の2つの通貨ペアで主に運用しており、毎月そのどちらか一方で沢山決済が発生し、そうじゃないほうの通貨ペアはその月にポジションを貯めこむスタイルを取っています。

これが毎月繰り返されることで、2023年は、年間を通して毎月約20万円の収益を安定して出せていました。

2024年1月は、「EUR/GBP」「AUD/NZD」両方で沢山決済が発生したため、利益も単純にいつもの倍となり、月間の確定損益が初の50万円超となりました。

2024年2月は、「AUD/NZD」の決済が爆発したことで、それだけで60万円近くの収益になりました。

それに加えて、安定して発生しているいつもの「EUR/GBP」と、スポットで少額の注文を入れている「USD/JPY」を含めると、以下のように約74万円の月収となったのです。

完全に本業である会社員の給料を超えてきたので、投資が本業で会社員が副業という世界に片足を突っ込んだ気分です。

通算の収益

トラリピの通算の収益は以下のようになっています。

2023年は毎月安定した収益を出すことに成功していましたが、2024年は収益が加速しています。

それによって預託証拠金が1000万円を超えたため、トリプルスターのステータスが視野に入ってきました。

2021年にトラリピを開始し、2年間試行錯誤した結果、2023年に安定した収益を出せるようになりました。

2024年はいまのところそこからの飛躍の年になりそうです。

過去の経緯は、「為替介入で100万円の損失の後、月収30万超に。」や、「トラリピの戦略変更で、収益が月間40万円に迫る」などの記事に記載されています。

トラリピとは

わたしが収益をあげているトラリピとは、マネースクエア が提供するFXの自動取引のサービスです。

トラリピ®とは「トラップリピートイフダン®」という注文方法の略称です。マネースクエアHDが特許を取得しています。

トラリピは、あなたが決めた価格で、自動的に売買をくり返します。

あなたに代わって24時間、システムが利益をねらうことで、普段の暮らしをジャマしないFXの実現を後押しします。

https://www.m2j.co.jp/fx-toraripi/what-is?p=fx_sem_lis&utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=op_toraripi&yclid=YSS.1001264718.EAIaIQobChMIrd2Ltt7u_wIVUytgCh1eVAgrEAAYASABEgLg6vD_BwE

要はFXなのですが、自動売買という点がポイントです。

わたしの場合はもともと他人の設定を真似て運用をはじめましたが、それに飽き足らずに内容を徐々に変更していきました。

というのは、”積み立てで誰でも簡単・安全に”みたいなやり方は、やっぱりあまり儲からないのです。

その一方で、拘束される資金量もそれなりですし、そのまま運用してもFIREできる気がしませんでした。

ただ、トラリピそのものには魅力を感じていたので、運用をやめようと思うこともありませんでした。

結果的に、独自の挑戦をしたところ一度は大きく失敗し、損失がでてしまったのですが、その失敗から学び、自身の考えをもとにトラリピの運用法を完全に変更したところ、収益が大きく改善したのです。

トラリピ決済の爆発につながった要因

決済を沢山発生させるためには、そのためのポジションを沢山もっていなければいけません。

2月は「AUD/NZD」の決済が沢山発生しました。

つまり私は「AUD/NZD」のポジションを沢山もっていたのです。

そのための鍵になった要素をここにまとめます。

限られた運用資金を集中させる

  • 取り扱う通貨ペアを限定して、そこに運用資金を集中させる。
  • トラリピ注文はプラススワップが発生する注文に限定して、そこに運用資金を集中させる。

運用方法をある程度限定して、そこに資金を集中させていることで、特定の通貨ペアのポジションをより沢山保有できるようになっています。

長期的に保有する

  • スワップを貯めこみ続けて待つ。
  • レバレッジはかけすぎず、いざとなったら証拠金を積み増せる現金を確保しておく。

スワップ

為替のチャートは、そうそう都合よく自分の希望する方向に動くものではありません。

沢山の新規ポジションを持った瞬間に大きく逆方向にチャートが動くなどということは日常茶飯事です。

ですから、そういった場合に慌てず騒がず待ち続けることが必要です。

しかし、そういう状況になった場合に、マイナススワップが発生するポジションでは、長く待てば待つほど資金が目減りしていきます。

一方で、プラススワップのポジションの場合は、待っている間に決済前のお金がどんどん上積みされていきます。

ですからわたしは、プラススワップの発生するポジションに限定して持つことに決めています。プラスとマイナスでは、ポジションを長期保有するにあたっての心の持ち方が全く異なります。

レバレッジ

また、チャートが大きく逆方向に動いた場合、十分な証拠金をもっていないと追加のポジションを持つことができませんし、なにより既存のポジションを持ち続けることができなくなることもありえます。

そのため、普段からレバレッジをかけすぎずに運用し、なおかつ必要な状況では証拠金を積み増せるようための現金を確保しておくことは必要だと思います。

私の場合、レバレッジは高くても10倍を超えないようにすることをひとつの目安として運用しています。

トラリピに加えて取り組み、成長している案件

これまでに何度か書いている、SBI証券の”代用管理(株券担保サービス)”を使ったFX取引が引き続き好調です。

これは、口座に保持している株式を担保にしてFXができるサービスで、つまり現在持っている株式がある程度あれば、FX用に新たに入金しなくてもFXの取引ができるというものです。

2024年1月は約21万円の利益が出ましたが、2024年2月も順調で、以下のように約41万円の収益となりました。

つまり、トラリピの74万円とあわあせると、2月はFXだけで約115万円の収益となっています。

運用に関する基本的な考え方は、前述のトラリピ運用と同じです。

トラリピと異なるのは、「証拠金は保有している株式を担保にしているので、株価が一気に低下すると証拠金維持率も一気に低下する」というリスクを考慮して、よりレバレッジを下げて、より短期でポジションの決済をするように努めているところです。

具体的には、レバレッジ設定は5倍にして、実際のレバレッジは3倍前後でおさまるような形をひとつの目安とし、私は運用しています。

また、全体の運用像としては、

「持っている株を担保にFXをする」→「そのFXの収益で株を買う」→「その株を担保にFXでもっと収益を上げる」→繰り返し

といったサイクルを理想形としています。

トラリピと併用して感じることは、「スワップポイントが高いので、ポジションを持ち続けることになってもよりプラスのスワップが積みあがる」「スプレッドが狭いので、小さいチャートの動きでも決済がしやすい」「自動取引ではなく個別注文なので、時間帯によるスプレッド幅の変動に気を遣うようになる」などの違いです。

同じ時間でもトラリピとこちらでは通貨ペアの価格自体も結構異なりますし、日々それぞれ見比べて運用することで得られる学びは今後沢山ありそうです。

まとめ

トラリピと代用管理を使ったFXの両方が順調に運用できており、株式の運用との相乗効果も出せていると思います。

わたし個人として、株取引自体は10年以上前からずっと行ってきていますが、トラリピや代用管理といった資産運用は全部ここ数年の間に新しく取り組みをはじめたものです。

世間一般では”株高は庶民には関係がなく、円安は庶民の生活を圧迫させる”といった話もよく見受けられますが、全くそんなことはないと思います。

飯の種が実はすぐそこに落ちているのに、”なんだかよくわからない”みたいな理由でみすみす見逃すのは本当にもったいない。

そして世間にはまだまだ私が知らない飯の種が沢山落ちているはずなので、引き続きいろいろなことに興味を持っていきたいと思います。

マネースクエア

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