トラリピ開始から54週間の状況

この頃は豪ドル/NZドルのチャートの動きに注視せざるをえない状況が続いています。

そしてトラリピ開始から54週間となるこの週も、さらにNZドル安への対策を実施することになりました。

今週も、直近1週間のトラリピの運用状況について共有いたします。

トラリピ開始後54週間の状況

現時点での、トラリピを開始してからこれまでの54週間のあいだに確定した総利益は722,910円です。

53週目時点での確定した総利益は 715,187円でしたから、ここ直近1週間の利益は7,723円です。

かなりひさしぶりに1万円を割り込んでしまいました。

このところ、悪くても1万円以上の週間の収益にはなっておりましたので、4桁収益に落ち込むのは何か月ぶりかのことです。

利益が確定していないポジションの、各通貨ペアの評価損益は以下のとおりです。

通貨ペア評価損益
ユーロ/円-176,378
ユーロ/英ポンド-247,361
豪ドル/円-151,178
豪ドル/米ドル-63,946
豪ドル/NZドル-389,060
NZドル/円-78,304
NZドル/米ドル–75,089
加ドル/円-158,683

また、証拠金維持率:182% 実質レバレッジ:13.73倍となりました。

相変らずNZドル安の流れは続いていましたが、その対策をとってきたおかげで証拠金維持率・レバレッジは前週並みを維持することができました。

わたしは現在、「ユーロ/円」「ユーロ/英ポンド」「豪ドル/NZドル」の3つの通貨ペアでのみトラリピ設定を持っています。

”豪ドル/円”等のその他の通貨ペアに関しては、以前トラリピ設定を解除したときのポジションをそのまま持ち続けているだけです。

つまりそれらのポジションについてはもうトラリピ設定がありませんから、既存のポジションに対して決済が発生してポジションが減ることはあっても、増えることはありません。

それをふまえて「豪ドル/円」「豪ドル/米ドル」「NZドル/円」「NZドル/米ドル」「加ドル/円」の評価損益を見てみると、ポジションの数に変化がないのに、一様に損失が増えているんですね。

これはつまり、通貨ペアはばらばらだけど、どれも一様にプラスの決済には行かないような為替相場の動きになっているとも言えます。

これにより、安易に通貨ペアを増やしても、実はそれほどリスク分散にならないんじゃないの??という疑問がでてきました。

じつはこのことを薄々感じてはいたのでトラリピ設定の解除に踏み切れたところもあるのですが、以前よりさらに実感しています。

通貨ペアを増やしすぎると、それぞれの通貨ペアの状況がどうなっているのか目を配りきれません。

それによって、気づいたときにはマイナスポジション・マイナススワップが大幅に増えていて、そして時には損切りといったことになりかねない。

だから、3つぐらいの通貨ペアにしておいて、相場の動きに合わせて時々トラリピ設定の調整をするほうがよいのではないか?

というのが、現在の状況から思うことです。

最後に、「豪ドル/NZドル」の通貨ペアに関して。

これは月単位のチャートになります。

昨年の11月からずっと右肩あがりとなっており、月単位で見た時に下落しているのは2022年2月の一度だけでした。

が、ここにきてずいぶん久しぶりなチャートの下落が見られました。

ついにNZドル安が一服か??

引き続き注目です。

この1週間で変更を加えたこと

この週は、以下3つを行いました。

  • トラリピ設定を削除した通貨ペアを中心に、だいたい4月までにできたポジションについて”せま得”対象設定にした。
  • AUD/NZDの本数を40->20本に減らした。
  • AUD/NZDの手動決済を実施。

それぞれ内容を記載します。

せま得対象設定

【FX】「せま得キャンペーン」が常設サービスになります!というアナウンスがマネースクエアからでています。

サービス変更にともない、既存のポジションも8/31までに設定を変更すれば、せま得対象にできる状況でした。

せま得にすると、決済による利益は減りますが、スワップの負担を減らすことができます。

そのため、かなり前の時期にできたポジションについては、”チャートの動きからいって当面このポジションが決済されることがない”という判断から、せま得対象の利益値幅に変更して、マイナススワップの軽減を図ることにしました。

AUD/NZDの本数を40->20本に減

持っているすべてのAUD/NZDのトラリピ設定について、本数を半減させました。

これは、前週に実施した、”既にあるポジションはそのまま保持しつづけるとして、新たに発生するポジションの数を抑制して今後のリスク増加を軽減”の対策の一環です。

引き続きNZドル安の流れが止まらなかったためこの決断にいたりましたが、おかげで、証拠金の積み増しをすることなく、証拠金維持率・レバレッジをこれ以上危険な水準になることを防ぐことができました。

AUD/NZDの手動決済

トラリピ設定を変更した際、もともとの設定に紐づいていたポジションはそのまま保持し、必要に応じて手動決済できる形としました。

強いNZドル安の流れがあることから、これらのポジションについては、数十円~数百円のプラスになった時点で手動決済し、どんどん利益を確定させました。

証拠金維持率に余裕があれば持ち続けるところですが、今はリスクを減らすことが必要な局面です。

そのため、少ない金額で利益を確定させつつポジションを減らし、それによって証拠金維持率・レバレッジの改善につなげました。

今後の方向性

前週とかわらず、以下の内容で進めていきます。

  • 「豪ドル/NZドル」の相場の動向と証拠金維持率を注視し、必要に応じて随時預託証拠金を積み増す。
  • 「豪ドル/NZドル」のNZドル安が今後さらに進行しようとも、損切りはせずにポジションを持ち続ける。
  • しばらくは守りに徹し、相場が反転することが確認できたらトラリピ設定追加を検討。

週末になってNZドル高の動きがみられたことから、この流れが継続するようだったら、一旦減らした「豪ドル/NZドル」の本数を増やすことを検討する予定です。

マネースクエア

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