ブラック企業での労働による後遺症

私はブラック企業から脱出し、現在ホワイト企業で働きながらゆるく生活をしています。今度はいつ職場がブラック化するのだろうか?という警戒心は持っているものの、基本的に非常にストレスなく仕事ができています。しかし、ブラック企業で働いたことによって体に入り込んだ病魔といいましょうか、その後遺症ともいえるものにまだ悩まされています。まあ、現在の仕事自体はほぼストレスフリーなので、言うほど深刻な悩みではないのですが。

ということで、今回は、過去にブラック企業で働いた経験が、ブラック脱出後の生活にどんな「悪影響」「好影響」を及ぼしているのかを私の経験から整理してみたいと思います。

悪影響

・仕事を頑張ることへの恐怖心

仕事で結果を出しても、沢山の仕事をこなしても、ダメ出しを受け続ける毎日をつづけた結果、「結局のところ、頑張ったところでどうにもならない」というあきらめのようなものが体に染みついてしまいます。また、普通の職場がなにかのきっかけでその後ブラック職場化するという流れを考えたとき、普通職場の中で頑張って認められたことが、ブラック化するとそれが全て無またはマイナスとなるので、その時に発生する「あのとき頑張って働いていたのは一体なんだったのか」という虚無感に対しての恐怖も染みつきます。ブラック脱出後の職場での仕事はもちろんしっかりやるのですが、この恐怖心のせいで、やる気がわいてくる根源が浅いというか、モチベーションの上限に壁があるというか、そういった、表現がちょっと難しい状況があります。

・仕事に対して保守的になる

仕事を頑張ることへの恐怖心はありつつも、基本的に仕事はきっちりやるようにしています。が、+αの仕事(つまり、本来の職務とはちょっと違うものだったり、自分がやっても同僚がやってもどちらでもよかったり、やらなくても何も言われないけどやったほうが価値が加えられる、といった仕事)をやるのには一歩引いてしまいます。上記の”やっても無駄どころか後で自分に跳ね返ってくる”という恐怖心がそのブレーキをかけてきます。もちろんそういったものもやることはやりますが、かなり自分の中で警戒したうえで仕事を引き受けます。

好影響

・仕事が簡単に感じる

ブラック企業での仕事量やプレッシャーは尋常ではないので、そうではない環境で働いたときに、仕事量が少なく感じますし、仕事そのものも簡単に感じます。ブラック企業を脱出し、普通企業やホワイト企業に移ることができれば、そこで余裕をもって仕事の結果を出せると思います。そのため、悪影響のところで書いた”毒”が体から抜ければこれはかなりの強みを得ることになるのではないかと思っています。ブラック企業で耐え忍んだことによる数少ない恩恵でしょうか。ただ、”毒が抜けきらないうちに職場がまたブラック化するだろう”という懸念があり、そううまくいくとも思えません。

・人生をより考えるようになる

もう定年までひとつの会社で働き続ける時代ではありませんが、ブラック企業で働くと、現実味をもって将来のことを考えられるようになります。会社員は、会社で働いて給料をもらって暮らしているわけですが、ブラックな職場で働くと「自分の生活がその会社からの給料によって成り立っている」という状況は非常に危険だと思い知ります。それによって、生きていくための方策をまじめに考えることができます。

といった形で、この短時間で書き出してみると悪影響・好影響とも2つづつでした。ということは案外ブラック企業も悪くないのかも?・・・いいえ、そんなことは絶対にありません!

投稿者プロフィール

猫男
猫男
ブラック職場で働く→脱出を2回経験している男。働き始めた時はブラックではなかったが、会社組織や上司の変更などによりブラック化し、数年耐え忍ぶも無理で転職。現在の職場はホワイトだが、いつまたやってくるとも知れないブラック職場に脅えながらも、変わらない給料でもう少しましな生活ができるように工夫しながらゆるく生きていこうとしている。その過程で学んだ、ブラック企業から逃げる方法、お得に暮らす方法などを公開していきます。

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