寄付金効果で、東大が猫の腎臓病治療薬の臨床試験再開へ
東京大学の”宮崎徹教授による猫の腎臓病治療薬に関する研究”というものがあります。
愛猫家にとっては長年待ち望まれている猫の腎臓病治療薬の研究ですが、資金難で臨床試験が中断に追い込まれていました。
しかし、愛猫家からの寄付がきっかけで協力企業が現れ、試験再開ができそうであることがわかりました。
そのニュースはこちらです。
世界の猫のための生きた寄付金
10月末時点で2億2000万円以上の寄付が集まり、創薬の基礎研究に使われる見込みとのことです。
また、臨床試験の費用は10億~20億円かかるそうなのですが、寄付金の仕組み上、臨床試験の費用に直接使われることはないようです。(その理由がわかる時事通信社の記事はこちら。※この記事は削除されました。)
ということですが、集まった寄付金によって研究や開発のスピードに拍車がかかるのは間違いないでしょうね。
私自身、9月にここに寄付を行い、つい先日、東大から寄付金控除用の領収書が届いたところでした。(関連記事:寄付金控除を使って猫の腎臓病治療薬に関する研究に寄付)
寄付はこちらのウェブサイトからできます。
私は、寄付金控除を毎年全額ふるさと納税に利用しているのですが、今年はその一部をこの研究への寄付に使いました。
関東の自治体ではこの研究を個人住民税の寄附金税額控除の対象としているところも多いです。
対象自治体の情報はこちらです。
ということで、猫を飼っている方、愛猫家の方、対象自治体にお住いの方などはこの研究への寄付を検討してみるのもよろしいのではないかと思います。
私は来年もまた寄付を行う予定です。
また、10億~20億円かかるといわれる臨床試験の費用は協力会社が負担するのでしょうけど、その協力会社がどの会社なのかは今日の私のリサーチでは見つけられませんでした。
もしその協力会社が上場会社であれば、その会社の株を買って応援するという手もありますね。
猫の腎臓病治療薬の必要性
猫を一度でも飼ったことがある方にとっては、猫と腎臓病は切っても切り離せない問題で、腎臓病は猫さん本人と飼い主に大変な苦労も伴う病気であることは周知の事実です。
現在ある薬は、腎臓病の進行を抑えるような役割しかなく、治療薬は存在しません。
ということから、わたしを含む愛猫家は腎臓病治療薬を熱望しているのですが、その熱量が2億2000万円以上の寄付という結果にもつながっているのかなと思います。
猫の腎臓病に対して処方される既存の薬としてはフォルテコールなどがあります。実際にわたしの猫さんもかつてこの薬にお世話になりました。
例えばこの薬は、日本ではエランコジャパンという会社が販売しており、 本体であるエランコ自体はアメリカの会社です。
もし、日本で猫の腎臓病治療薬が開発されれば、それが逆に今度は世界に販売されていくことになるでしょう。
日本発の薬が世界の猫を救うことになりますし、いろいろな分野で世界に置いて行かれている感のある日本が猫医療をリードすることになったらいいですね。
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会社のために働くか、自分のために働くか。自由を手に入れる、マネ活の話。それは、わたしたちに何をもたらすのか。社畜無間地獄 と マネ活極楽浄土のはざまを生きる。 ※このブログには広告を含みます※
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