マイナス300万円を反省してプラス100万円

10月にFXで約300万円の損失を出してしまったのですが、その後にマイルールの順守をあらためて徹底して運用を続けた結果、11月に100万円を取り戻すことができました。

また、トラリピに関しては、11月に「AUD/NZD」のスワップがついに逆転したことで、売りポジションのスワップがマイナスへと変わり、こちらも新たな展開を迎えています。

今月もその結果を公開いたします。

先月のトラリピ運用結果

わたしはもともと、「EUR/GBP」「AUD/NZD」の2つの通貨ペアで主にトラリピを運用しており、毎月そのどちらか一方で沢山決済が発生し、そうじゃないほうの通貨ペアはその月にポジションを貯めこむスタイルを取っています。

しかし、6月に「EUR/GBP」のポジションを全部決済していたこともあり、現在は「AUD/NZD」のみで運用しています。(以前のトラリピ設定の内容はこちらの記事に掲載しています)

10月中旬からのチャートの動きが継続した結果、11月中盤まではぼちぼち収益をあげられていました。

しかし、その後またチャートが反転してしまい、11月22日にチャート上昇の勢いはさらに急激に増しました。

グラフの、ちょうど黄色でマークしたあたりがそこです。

この日は7月の高値も一気に飛び越えて、急激に証拠金維持率が悪化してしまいました。

多少入金もしてみたのですが、そのチャート上昇の勢いには逆らえず焼け石に水感があり、ロスカットの危険性が増してきたため、一定数のポジションの損切りを決めました。

結果として、その日は約8万円のマイナスとなり、月間トータルとしても約5万5千円のマイナスになりました。

振り返ってみると、そのあと間もなくチャートが再び反転したので、損切りしなくてもなんとかもちこたえられたようでした。

しかし、これは結果論でしかないので、当時損切りを決断してすぐに実行したことには後悔がありません。

また、このところ唯一の自動取引を行っていた通貨ペアである”「AUD/NZD」の売り”のスワップが、11月にマイナスに変わってしまったので、この通貨ペアの新規注文は全て取り消しをしました。(私は、スワップがプラスの通貨ペアでしか運用しないと決めています。)

ということで、現時点でトラリピの新規注文設定はゼロで、トラリピの運用としては、既に保有している”「AUD/NZD」の売り”ポジションの決済を待つだけの状況となっています。

通算の収益

トラリピの通算の収益は以下のようになっています。

引き続きあまりぱっとせず、前述のとおり10月の収益は久しぶりにマイナスになってしまいました。

とはいえ、2024年トータルでみると、約250万円のプラスです。

今はもがいてもしょうがないので、下手なことをして損失を出さないよう、市場の流れが変わるまでは守りに徹していきたいと思います。

トラリピとは

わたしが収益をあげているトラリピとは、マネースクエア が提供するFXの自動取引のサービスです。

トラリピ®とは「トラップリピートイフダン®」という注文方法の略称です。マネースクエアHDが特許を取得しています。

トラリピは、あなたが決めた価格で、自動的に売買をくり返します。

あなたに代わって24時間、システムが利益をねらうことで、普段の暮らしをジャマしないFXの実現を後押しします。

https://www.m2j.co.jp/fx-toraripi/what-is?p=fx_sem_lis&utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=op_toraripi&yclid=YSS.1001264718.EAIaIQobChMIrd2Ltt7u_wIVUytgCh1eVAgrEAAYASABEgLg6vD_BwE

要はFXなのですが、自動売買という点がポイントです。

わたしの場合はもともと他人の設定を真似て運用をはじめましたが、それに飽き足らずに内容を徐々に変更していきました。

というのは、”積み立てで誰でも簡単・安全に”みたいなやり方は、やっぱりあまり儲からないのです。

その一方で、拘束される資金量もそれなりですし、そのまま運用してもFIREできる気がしませんでした。

ただ、トラリピそのものには魅力を感じていたので、運用をやめようと思うこともありませんでした。

結果的に、独自の挑戦をしたところ一度は大きく失敗し、損失がでてしまったのですが、その失敗から学び、自身の考えをもとにトラリピの運用法を完全に変更したところ、収益が大きく改善したのです。

マネースクエア

SBI証券の”代用管理(株券担保サービス)”の進捗

トラリピに加えて運用をしているのが、SBI証券の”代用管理(株券担保サービス)”です。

これは、口座に保持している株式を担保にしてFXができるサービスで、つまり現在持っている株式がある程度あれば、FX用に新たに入金しなくてもFXの取引ができるというものです。

10月は欲を出して大きな判断ミスをしてしまったことから、約288万円という巨額の損失を出してしまいました。

しかし、その反省から、自分の運用ポリシーを遵守してあらためて運用を続けたところ、11月は約102万円の収益となりました。

月間のFXの収益が100万円を超えたのは恐らくこれが始めてだと思います。

300万円の損失は非常に痛かったのですが、そこからの学びを生かすことができて、まず三分の一は取り戻すことができました。

私の運用手法である、

  • 通貨ペアを絞り込む。
  • スワップがプラスになる注文に絞り込む。

という点をあらためて認識しつつ、引き続き欲を出さずに運用していきます。

なお、現在わたしが運用している通貨ペアは以下のとおりです

米ドル/日本円の買い(ロング):稼ぎ頭。ただし、11月中盤からチャートが逆転して下落しているので運用に注意。売りのポジションはマイナススワップがきついので決して持たない。

トルコリラ/日本円の買い(ロング):長期保有してプラスのスワップを貯めこむ作戦。チャートの下落は気にしない。

ユーロ/NZドルの売り(ショート):USD/JPYに次ぐ稼ぎ頭。ちょっとチャートの動きが微妙ではあるが、プラスのスワップを積み上げつつ都度決済していく。

豪ドル/NZドルの売り(ショート):トラリピの項で書いたようにスワップがマイナスに変わってしまったので、今後新規でのポジションはもたない。既にあるポジションを今後決済していくだけ。

SBI証券の代用管理を使ったFX運用では

「持っている株を担保にFXをする」→「そのFXの収益で株を買う」→「その株を担保にFXでもっと収益を上げる」→繰り返し

といったサイクルを理想形としています。

10月は例外的にやらかしてしまいましたが、いまのところ、この運用スタイルが自分自身に非常にうまくはまっていて、金融資産を増やすことに大きく貢献しています。


まとめ

ここ2か月の経験で言えることは、

「欲を出すとろくなことがない」

ということかなと思います。

あまり欲をださず、自分が考えて決めたことに従って淡々と運用すれば、仮にうまくいかなくても納得できるし、そのほうが良い結果にも繋がるようです。

人生、欲望との闘いなのかもしれません・・・

今年も残すところあと少しですが、平常心を保って運用できるように精進していきたいと思います。

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猫男
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