代用管理のFXで先月も50万円ほどの収益
このところ、SBI証券の代用管理を使ったFXが稼ぎ頭となっていて、9月も好調でした。
一方で、トラリピのほうはいまいち爆発力が発揮されない状況が続いています。
それぞれ一長一短がある運用ですが、今月もその結果を公開いたします。
先月のトラリピ運用結果
わたしは「EUR/GBP」「AUD/NZD」の2つの通貨ペアで主にトラリピを運用しており、毎月そのどちらか一方で沢山決済が発生し、そうじゃないほうの通貨ペアはその月にポジションを貯めこむスタイルを取っています。
6月に「EUR/GBP」のポジションを全部決済していたこともあり、現在は「AUD/NZD」のポジションしか保有していません。
「EUR/GBP」の通貨ペアは、6月に全決済したときよりも、結果的に現在のほうがより下がっています。
つまり、設定しているトラリピのレンジからは大きく外れているので、その後「EUR/GBP」のポジションは増えていません。(現状のトラリピ設定の内容はこちらの記事に掲載しています)
ということから、わたしの現在のトラリピは完全に「AUD/NZD」の相場のみに左右される状況なのですが、9月は、可もなく不可もなくといったところで約4万5千円の収益となりました。
通算の収益
トラリピの通算の収益は以下のようになっています。
過去3か月、あまりぱっとしませんが、プラスの収益が続いていますし、その間、受取前スワップの金額が地道に上積みされています。
また、預託証拠金については、引き続き最低限1000万円は口座に確保し、余剰分は必要に応じて引き出して他に使っています。
トラリピとは
わたしが収益をあげているトラリピとは、マネースクエア が提供するFXの自動取引のサービスです。
トラリピ®とは「トラップリピートイフダン®」という注文方法の略称です。マネースクエアHDが特許を取得しています。
トラリピは、あなたが決めた価格で、自動的に売買をくり返します。
あなたに代わって24時間、システムが利益をねらうことで、普段の暮らしをジャマしないFXの実現を後押しします。
https://www.m2j.co.jp/fx-toraripi/what-is?p=fx_sem_lis&utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=op_toraripi&yclid=YSS.1001264718.EAIaIQobChMIrd2Ltt7u_wIVUytgCh1eVAgrEAAYASABEgLg6vD_BwE
要はFXなのですが、自動売買という点がポイントです。
わたしの場合はもともと他人の設定を真似て運用をはじめましたが、それに飽き足らずに内容を徐々に変更していきました。
というのは、”積み立てで誰でも簡単・安全に”みたいなやり方は、やっぱりあまり儲からないのです。
その一方で、拘束される資金量もそれなりですし、そのまま運用してもFIREできる気がしませんでした。
ただ、トラリピそのものには魅力を感じていたので、運用をやめようと思うこともありませんでした。
結果的に、独自の挑戦をしたところ一度は大きく失敗し、損失がでてしまったのですが、その失敗から学び、自身の考えをもとにトラリピの運用法を完全に変更したところ、収益が大きく改善したのです。
SBI証券の”代用管理(株券担保サービス)”の進捗
トラリピに加えて運用をしているのが、SBI証券の”代用管理(株券担保サービス)”です。
これは、口座に保持している株式を担保にしてFXができるサービスで、つまり現在持っている株式がある程度あれば、FX用に新たに入金しなくてもFXの取引ができるというものです。
こちらはこのところトラリピ以上にうまくまわっており、2024年9月は以下のように約56万円の収益となっています。
トラリピのような自動売買ではなく、普通のFXなので、取引の手間はかかりますし、トラリピとは異なる運用戦略も考える必要があります。
しかし、わたしの運用方針はトラリピとある程度共通しているので、実は大きなギャップをもたず、トラリピとこのFXの運用を両立させています。
- 通貨ペアを絞り込む。
- スワップがプラスになる注文に絞り込む。
というのが、共通するその大きなポイントです。
ただし、現在のところのSBIでのFX運用では、この基本原則から外れてスワップがマイナスである「USD/JPYの売り」を主力にしています。
以前も書いていますが、「長期的にはUSD/JPYのチャートが下落していく可能性が高いこと」「他の通貨ペアに比べて圧倒的にスプレッドが狭いこと」というのがその理由です。
「短・中期的にはレンジ相場のような動きをしてる」ということから、状況によって買いの注文(つまり両建て)も行っています。
また、ここ2か月の運用で特に感じたことは、自分の読みが外れたと思ったら、損切りを大胆に行って方向転換することが非常に重要ということです。
損切りをすることで「それ以降の含み損の拡大を抑えることができる」「別のポジションを保有する余裕ができる」というメリットがあります。
つまり、一時的に損失が確定しますが、負債となっているポジションを解消させることで、相場の状況にあわせたポジションをあらたに保有する余裕をもつことができ、それによって収益に反転させることができます。
実際に、この8月・9月では、大胆に損切りを行ったことで月初の時点では数十万円のマイナスになっていたのですが、月間トータルでは逆に数十万円のプラスに転換できています。
SBI証券の代用管理を使ったFX運用では
「持っている株を担保にFXをする」→「そのFXの収益で株を買う」→「その株を担保にFXでもっと収益を上げる」→繰り返し
といったサイクルを理想形としています。
いまのところ、この運用スタイルが自分自身に非常にうまくはまっていて、金融資産を増やすことに大きく貢献しています。
まとめ
代用管理(株券担保サービス)でのFXは、やってみて本当によかったと思っています。
わたしはもともと株式の運用をしていますが、基本的に長期保有の思考です。
ただ、株の長期保有では、配当金や優待がもらえたり、含み益が増えていくのはよいのですが、それだけだと毎月の現金収入という点では全然大したことがありません。
それだけで暮らそうとすると、数億円ぐらいの株を保有しないと到底無理で、数百万・数千万円程度の株式保有では、やっぱり労働をしないと暮らせないことが明らかです。
代用管理(株券担保サービス)でのFXは、この問題を解決するサービスでした。
保有している株の配当金や優待は変わらずにもらえますし、売りたくなったら株を売れるのも特に変わらない。
ただ、持っている株を担保にFXを行うことができて、それで現金収入を得られるといううことで、まさに私のようなひとのためのサービスです。
しかし、それ相応のリスクはあるので、NISAで初めて投資を始めましたといったレベルの人は絶対に手を出してはいけないです。
そういった方は、株取引なのかFXなのか、まずは一方で。
両方やるにしても、代用管理や信用取引の類には手をださず、それぞれ自分のお金だけを使ってそれぞれ経験を積んでいくのが無難です。
関連記事:トラリピは復活し、代用管理のFXも好調ジからの学び
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ブラック企業から脱出しホワイト企業で働いているが、今はサラリーマン生活からの脱出を目指している、猫を愛する40代の男の記録です。このブログの記事には広告を含みます。
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