トラリピの月収が40万円超に戻る
多くのトラリピユーザーの例に漏れず、3月・4月の間は決済が少なく、証拠金維持率も低下し、トラリピの運用に関してはわたしも耐え忍ぶ時期となりました。
しかし、5月はついにチャートの反転が発生し、40万円を超える収益となったのです。
それに加えて、SBI証券の口座で行っているFXも大きく伸びました。
先月のトラリピ運用結果
わたしは「EUR/GBP」「AUD/NZD」の2つの通貨ペアで主にトラリピを運用しており、毎月そのどちらか一方で沢山決済が発生し、そうじゃないほうの通貨ペアはその月にポジションを貯めこむスタイルを取っています。
5月は、「EUR/GBP」「AUD/NZD」どちらのチャートも後半になって反転し、3~4月にため込んでいたポジションが一気に決済されました。
その結果、後半に利益が積み上がり、月間では45万円を超える収益となりました。
一時期100%に近づきつつあった証拠金維持率も、200%近くまで大幅に改善しています。
証拠金が厳しくなっても、既存ポジションは取り崩さずあくまで証拠金を積み増しの一択でした。
なぜなら、私はプラスのポジションしか保有しないので、待てば待つほどプラスのスワップが積みあがっていきます。
さらに、「EUR/GBP」「AUD/NZD」の通貨ペアは「USD/JPY」のような一方通行の動きにはなっていないので、少なくともどちらかは近いうちにチャートが反転することが期待できたからです。
そのため3~4月では合計50万円を追加で入金していたのですが、5月はそれとほぼ同額の収益につなげることができました。
通算の収益
トラリピの通算の収益は以下のようになっています。
月ごとの資産推移グラフでは、過去1年で2番目に多い利益のようです。
また、先月の利益で特徴的なのは「スワップの利益が大きい」ということです。
5月の収益の約四分の一がスワップです。
2か月間耐え忍んだ結果がここにも表れています。
5月の最後の2週間は「EUR/GBP」「AUD/NZD」ともに沢山決済が発生しましたが、月末の最後2日間はチャートがまた上昇に逆戻りし、一旦決済祭りはストップしました。
また、そのストップしたあたりに円高が急速に進んだので、「USD/JPY」の注文を急遽少しだけ入れてそこでも1万円ほど利益を上乗せしました。
※わたしのトラリピ運用の過去の経緯は、「為替介入で100万円の損失の後、月収30万超に。」や、「トラリピの月収が70万円を超え、それに加えて」などの記事に記載されています。
トラリピとは
わたしが収益をあげているトラリピとは、マネースクエア が提供するFXの自動取引のサービスです。
トラリピ®とは「トラップリピートイフダン®」という注文方法の略称です。マネースクエアHDが特許を取得しています。
トラリピは、あなたが決めた価格で、自動的に売買をくり返します。
あなたに代わって24時間、システムが利益をねらうことで、普段の暮らしをジャマしないFXの実現を後押しします。
https://www.m2j.co.jp/fx-toraripi/what-is?p=fx_sem_lis&utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=op_toraripi&yclid=YSS.1001264718.EAIaIQobChMIrd2Ltt7u_wIVUytgCh1eVAgrEAAYASABEgLg6vD_BwE
要はFXなのですが、自動売買という点がポイントです。
わたしの場合はもともと他人の設定を真似て運用をはじめましたが、それに飽き足らずに内容を徐々に変更していきました。
というのは、”積み立てで誰でも簡単・安全に”みたいなやり方は、やっぱりあまり儲からないのです。
その一方で、拘束される資金量もそれなりですし、そのまま運用してもFIREできる気がしませんでした。
ただ、トラリピそのものには魅力を感じていたので、運用をやめようと思うこともありませんでした。
結果的に、独自の挑戦をしたところ一度は大きく失敗し、損失がでてしまったのですが、その失敗から学び、自身の考えをもとにトラリピの運用法を完全に変更したところ、収益が大きく改善したのです。
SBI証券の”代用管理(株券担保サービス)”の進捗
トラリピに加えて運用をしているのが、SBI証券の”代用管理(株券担保サービス)”です。
これは、口座に保持している株式を担保にしてFXができるサービスで、つまり現在持っている株式がある程度あれば、FX用に新たに入金しなくてもFXの取引ができるというものです。
2024年5月は以下のように約87万円の収益となりました。
最近はトラリピ以上にこちらが順調で、これだけで月間の収益が100万円目前でした。
4月末に政府・日銀の為替介入によって一気に円高に振れましたが、その後円安進行に戻ることを想定して「USD/JPY」をメインに取引を続けました。
こちらもトラリピ同様に「プラススワップの通貨ペアだけで運用」「運用する通貨ペアの種類を絞り込む」で行っていることから、いろいろな面で傾向は同じです。
一時的にチャートが逆に進行した際にも「おとなしく待ってスワップを積み上げる」形をとっていましたので、こちらでもスワップによる利益も約13万円という結果に繋がっています。
こちらのFXはトラリピよりもポジションが短期で決済されるのですが、そもそもトラリピよりもスワップで付与される額が大きいので、合計するとやはり無視できない金額です。
全体の運用像としては、
「持っている株を担保にFXをする」→「そのFXの収益で株を買う」→「その株を担保にFXでもっと収益を上げる」→繰り返し
といったサイクルを理想形としています。
いまのところ、この運用スタイルが自分自身に非常にうまくはまっていて、金融資産を増やすことに大きく貢献しています。
まとめ
以上のように「トラリピ」と「SBI証券の代用管理サービスを利用したFX」を併用しているのですが、5月は特に相乗効果が出せたと思っています。
私がそれぞれのサービスで運用している主力の通貨ペアは以下のとおりです。
トラリピ:「EUR/GBP」「AUD/NZD」
SBI証券:「USD/JPY」
運用している中で、トラリピ側の「EUR/GBP」「AUD/NZD」で決済が沢山で始めたタイミングで、SBI証券側でも同通貨ペアの注文を入れて利益を上乗せすることができました。
逆に、SBI証券側の「USD/JPY」で決済が沢山で始めたタイミングで、トラリピ側でも同通貨ペアの注文を入れて利益を上乗せすることができました。(トラリピ側は証拠金維持率が厳しい状況が続いていましたが、ちょうど5月の後半は証拠金維持率が回復したので追加の注文を入れることができました。)
このような、別々の口座で別の通貨ペアを取り扱っているからこその「稼げるタイミングが来たら相乗効果でもっと稼ぐ」方法ができたのは大きな収穫でした。
今後も、運用実績や運用からの学びを定期的に公開していきます。
関連記事:トラリピの戦略変更で手堅く月収20万円に
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