トラリピの戦略変更で、収益が月間40万円に迫る
昨年の失敗から学び、トラリピの戦略を大きく変更して運用を続けてきましたが、先月は確定損益が387,868円のプラスとなり、過去最高を記録しました。
なにがどうしてこのような結果にたどり着いたのかをここに残します。
トラリピとは
わたしが収益をあげているトラリピとは、マネースクエア が提供するFXの自動取引のサービスです。
トラリピ®とは「トラップリピートイフダン®」という注文方法の略称です。マネースクエアHDが特許を取得しています。
トラリピは、あなたが決めた価格で、自動的に売買をくり返します。
あなたに代わって24時間、システムが利益をねらうことで、普段の暮らしをジャマしないFXの実現を後押しします。
https://www.m2j.co.jp/fx-toraripi/what-is?p=fx_sem_lis&utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=op_toraripi&yclid=YSS.1001264718.EAIaIQobChMIrd2Ltt7u_wIVUytgCh1eVAgrEAAYASABEgLg6vD_BwE
FXというと怖いイメージを持つ方も多いと思われ、私もそうでした。
実際に怖い側面は確かにあるのですが、トラリピではリスクシミュレーションを行うこともできますから、リスク管理をしながら自動取引を行うことで、そのリスクをかなり減らしたうえで収益を狙うことができます。
わたしの基本戦略
トラリピに限らず、投資の世界において、これが100%正解というものはありません。
という前提にもとづき、ひとつのやり方ということで私の基本戦略をここに記したいと思います。
現在のわたしは、以下の考えに基づいて運用を行っています。
- 少ない通貨ペアで運用する。
- プラススワップに限定して運用する。
これが実際の設定でどうなっているのかというと、
- 「EUR/GBP」「AUD/NZD」の2つの通貨ペアでの運用
- いずれも、スワップがプラスである”売り”注文限定
という内容になっています。
直近2か月の運用結果
2023年の5月と6月は、以下の結果となり、大きな収益をあげることができました。
トラリピ運用開始以降の損益の推移
トラリピの運用を開始したのは、ほぼ2年前でした。
運用開始から1年後の2022年には、様々な取り組みを行った結果、成功と失敗をどちらも経験しました。
その過程で証拠金を大きく積み増し、最終的にトータル620万円を元手にトラリピ運用を行っている状況です。
2022年は大きな損失もありましたが、そこからの学びによって運用方法を変更した結果、半年を経て損失を解消し、2023年6月をもって通算でもプラスの運用益に転換することができました。
2023年の利益で目に見えて変わっているのが「スワップの利益が大きく増えている」ということです。
わたしの現在の運用設定
レンジが上限に近づくにつれ、金額・本数・利益値幅を段階的に増やす設定としています。
現在の証拠金・保持しているポジションをふまえ、両方の通貨ペアのレートが注文レンジの上限に達してもロスカットはしないことを、シミュレーションでも確認し、運用しています。
また、「本数が2本」となっているのは、その時々にあわせてスポットで入れている注文になるので頻繁に注文レンジなどを変更しています。
そのほかの部分はほったらかしの自動取引設定です。
自動取引の部分は余裕を持った設定をしておき、あまりリスクをとらずに一定の収益は確保する。
一方で、その時の相場がチャンスだと判断すれば、スポットの注文でポジションを増やし、利益を積み増す形です。
スポット注文で意識しているのは、以下の2点です。
- 他の通貨ペアでは注文しない。
- 仮にすぐに決済されなくても、長期的な視点でポジションを持ち続ける。
つまり、スポットで注文するときも、”わたしの基本戦略”に従った注文をしています。
※なお、5月・6月の利益は、昨年から持ち続けているポジションが決済された分も多数含まれますから、上記の設定だけで利益がでたわけではありません。
まとめ
株取引の世界では、ウォーレン・バフェットが超有名人で、わたしもウォーレン・バフェットに関する書籍をそこそこ読み、そのまねごとのようなこともしてきました。
ウォーレン・バフェットの運用方法は、”有望な会社の株を、割安で沢山取得し、長期保有する”ということに尽きると思うのですが、規模は全く違うながらも、確かに私も株取引でその手法の有効性を体感しました。
そして、トラリピの取引においても、同様のことは言えるのではないかと、ここ半年新しい方針で運用してみた結果、思っています。
言うなれば「少ない通貨ペアで、ポジションを適切なタイミングで沢山取得し、中長期のスパンで売買する」といったような形でしょうか。
多くの通貨ペアは同じようなチャートの動きをするので、やみくもに通貨ペアを増やしても、リスク分散にならないことは、以前のトラリピ運用で体感しました。
そして限られた資金で運用する以上、やはり運用する通貨ペアは少数精鋭に絞って、そこでより多くのポジションをもつべきという考えにたどり着きました。
また、長いスパンでのポジション保有を考えたとき”スワップがプラス”というのは大きなポイントです。
スワップがプラスで、ロスカットの心配がないのであれば、相場が反転するまでずっとポジションを持って待ち続けることができます。
そして、ポジションが決済されるタイミングがやってきたときには、地道に積みあがったスワップの金額も上乗せされるというわけです。
これがマイナススワップではそういきません。積みあがっていくマイナススワップを横目に、心穏やかにポジションの長期保有ができるでしょうか?
ということで、現在の運用方法は自分自身の性分にも非常にフィットしてうまく機能していると感じますから、この方針を変えずに運用を続けていきます。
関連記事:トラリピの収益が2か月連続で20万円超
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