豪ドル/NZドルは継続・トラリピを始めてから49週間の状況

このところ、トラリピ界隈では豪ドル/NZドルの通貨ペアから撤退する動きがみられるようです。

しかし、わたしはその流れに乗らないことにしました。

今週も、直近1週間のトラリピの運用状況について共有いたします。

トラリピ開始後49週間の状況

現時点での、トラリピを開始してからこれまでの49週間のあいだに確定した総利益は620,181円です。

48週目時点での確定した総利益は 582,757円でしたから、ここ直近1週間の利益は37,424円です。

4万円近い収入になり、これはトラリピを始めて以降での2番目か3番目に多い週間の利益です。

利益が確定していないポジションの、各通貨ペアの評価損益は以下のとおりです。

通貨ペア評価損益
ユーロ/円-109,658
ユーロ/英ポンド-9,667
豪ドル/円-110,245
豪ドル/米ドル-44,030
豪ドル/NZドル-311,086
NZドル/円-53,458
NZドル/米ドル–46,884
加ドル/円-100,170

また、証拠金維持率:254% 実質レバレッジ:9.84倍となりました。

この週は、「ユーロ/英ポンド」が大活躍でした。

「ユーロ/英ポンド」はわたしがこのところもっとも注目している通貨ペアで、まさにトラリピ設定も増やしつつあるところでした。

その他には日本円に絡む通貨ペアの決済や、「豪ドル/NZドル」でのプラスの決済もそこそこ発生しました。

評価損はほとんどの通貨ペアで減少していますが、「豪ドル/NZドル」に関しては大きく増加しています。

プラスの決済が沢山あったことと、証拠金を10万円追加したことから証拠金維持率は改善し、レバレッジは10倍を切りました。

この1週間で変更を加えたこと

「ユーロ/英ポンド」により注力するために設定変更を行いました。

・「ユーロ/英ポンド」の本数追加

・証拠金に10万円を追加

設定変更:

既存の「ユーロ/英ポンド」の売り設定の本数を増やしました。

注文レンジ:0.81215 ~ 0.94800
利益値幅:0.007
本数:18本(変更前)→20本(変更後)

「ユーロ/英ポンド」は2つの売り設定を入れており、ひとつは最大値の100本の本数となっています。

今回はもうひとつの注文レンジの本数を増やしました。

本当は18本から40本に倍増させるつもりだったのですが、証拠金不足のために設定変更の際にエラーとなってしまい、既存の18本の設定自体が一時消えてしまいました。

そこでひとまず同様の18本の設定を追加しようとしましたが、証拠金不足のエラーとなりそれもかなわず。

現在10倍程度のレバレッジをかけて運用しているのですが、レバレッジが高いとこのような設定変更時の不便な面がありますね。

設定変更できるようにみせかけて、変更を実施しようとすると既存設定が削除されるというバグ?は結構なんとかしてほしい・・

ということで、やむなく10万円の証拠金を追加し、その範疇で追加できる本数の20本で設定を新たに入れました。

入金した証拠金は、合計で360万円になりました。

「豪ドル/NZドル」に関する判断

わたしがトラリピ関係で定期的に参照させていただいているブログが2つあります。

その両方で、相次いでAUD/NZDの通貨ペアに対する方向転換が表明されました。

AUD/NZDダイヤモンド戦略から撤退した理由と今後の対応

◆緊急損切200万円!AUD/NZD再建への道◆不労所得トラリピ

おふたりとも、トラリピのコンシェルジュサービスなどが使えるスリーミリオン倶楽部のメンバーで、コンシェルジュ担当者からの案内を考慮のうえ、「豪ドル/NZドル」の縮小・撤退を決断されたようです。

「AUD/NZDのチャートはこれまで金利差と連動したが、それが見られくなった」のがその要因ということです。

わたしはこの金利差との連動の部分は全く知りませんでしたが、今年になってからのチャートの動きに違和感を感じていたのは確かでした。

昨年末から現在までにかけて、ずっと右肩上がりです。

ここまで長期にわたって一方通行の動きになったことはかつてなく、チャートが大きく反転するタイミングは次いつやってくるのだろうか?とはまえまえから私も思っていました。

上記のブログの方々の対応を見て、AUD/NZDの通貨ペアをどうすべきか考えたのですが、わたしの結論としては、「現状維持」とすることにしました。

現在の設定は以下です。

なぜ撤退や縮小をせず現状維持なのか?

その理由は以下です。

  • AUD/NZDに重きを置いているとはいえ、複数の通貨ペアで分散運用している。(なおかつ私の資産の大半は株式であって、トラリピ自体が分散された一部の資産運用)
  • 通貨の上げ下げの要因には、金利差以外の要素も沢山ある。
  • 現在の設定では売りのレンジに入っており、持っているポジションも全部売り。そしてAUD/NZDの売りポジションのスワップはほぼプラス。

現状維持を決めるにあたって、最後のスワップに関する部分が私のなかではなにげに大きい理由です。

スワップの金額はここから確認できます。

スワップの金額は、まさに通貨ペアの金利差によって決まるのですが、AUD/NZDの売りポジションのスワップは、長い間プラスが続いています。

つまり、長らく決済されなくても、ほっとけばスワップ分のお金が積みあがっていくのです。

時間はかかるかもしれませんが、将来チャートが反転した時に、スワップ分のお金もあわせた利益が確定されます。

ということで、今後スワップがマイナスにならないかどうかを注目しつつ、現状の運用を続けていきます。

ただし、以前とトレンドが異なる不穏な状況であることに変わりはないので、AUD/NZDに対する設定追加は当面ひかえます。

今後の方向性

方向性に関して大きな変更があります。

  • 「豪ドル/NZドル」以外の利益値幅を調整する。※特に「ユーロ/英ポンド」
  • 様子をみてまた預託証拠金を増やし、「豪ドル/NZドル」「ユーロ/英ポンド」の通貨ペアの設定を追加する。※「ユーロ/英ポンド」に変更
  • 評価損益の状況を注視し、必要に応じて預託証拠金を積み増す。
  • 状況によっては、「豪ドル/NZドル」以外の通貨ペアのトラリピ設定を減らす。→マイナススワップが増えている通貨ペアから減らし、減らした通貨ペアをマイメイトで運用
  • 「米ドル/カナダドル」の通貨ペアを追加を検討。→保留

ひきつづきレバレッジが10倍程度なので、今後の決済と資金の動きにはより注意しつつ、慎重に進めていきます。

この週は、長らく決済されなかった「ユーロ/英ポンド」のポジションが沢山決済されたのですが、積みあがっていたプラスのスワップが利益に加わったのは非常にうれしい体験でした。

同時に、増えつつある他の通貨ペアでのマイナススワップについて対策を検討しなければとも思った1週間でした。

また、先週の記事に少し書いたマイメイトの口座をその後早速開設して、20万円で運用を開始してみました。

運用をはじめて1週間ですが、既にもう1万円以上の利益が確定し、驚いています。

今後、トラリピとともにマイメイトも並行運用していることは確定しましたので、マイメイトに関する記事も書いていく予定です。

マネースクエア

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