テスラの次に来る爆上がり外国株はなにか?
2020~2021年は、テスラが躍進した年でした。
過去10年のチャートを見ると、ここ2年の伸びにはものすごいものがあります。
2019年までに大量に購入していた方のなかには、早期リタイア、ちまたで言われるFIREに成功された方も多いのではないでしょうか。
わたくし猫男は、過去にテスラに注目していながらもあまり真剣に検討せずにこのチャンスを逃してしまいました。
その反省を生かして、2021年の後半に外国株に関して検討を行い、実際にいくつか購入してみましたので、内容を記事にしたいと思います。
なお、これはあくまでわたくし猫男の個人的な見解になり、もちろん将来どの会社がどうなるかは誰にもわかりませんので、あらかじめご了承ください。
テスラのなにが凄いのか
株価ランキングの上位といえば、ここ何年ものあいだ筆頭にあがるのは「GAFAM(グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン・マイクロソフト)」ですね。
プラットフォーマーとなったものが市場を席捲するといったようなこともよく言われており、実際そのようになっていると思います。
テスラは電気自動車メーカーの先駆けでもあったのですが、3~4年前の時点ではGAFAMに匹敵する存在になってくる確信が私の中で持てていませんでした。
それは、既存のプラットフォーマーがオンラインサービスやOSなどの情報産業の延長として存在しているのに対して、テスラはざっくりいうと車作りなので、製造業の延長のようにとらえていたところがあったからです。
しかし、今にして思うとかなり視野の狭い思考でした。
あらためて考えてみると、私としては以下の点がテスラの凄いところであり、現在の株価に繋がっているものと思っています。
- 既存のガソリン・ディーゼル車が電気自動車に全部置き換わったら、ものすごいインパクト
- その中で、テスラはこの業界の先駆けであり、実際に車も凄い
これは、AppleでいうiPhoneのようなものとも言えるかもしれません。
コロナ禍が始まるまえ、米国のテスラの店舗で、実際にテスラ車の座席に座ってみたことがありました。
運転はしていないのですけど、座席に座っただけで従来の車との違いをはっきり感じ、衝撃をうけたことを覚えています。
この先、車とオンラインサービスの関係がもっと強化されていったら、Tesla OSみたいなものも台頭するかもしれないですね。
ガラケーがスマホにほぼ置き換わった現状を、車業界に置き換えて考えてみると、テスラはかなりのポテンシャルを持っているように思えます。
テスラ株を買ったらいいのでは?
ということで、テスラは凄いわけですが、凄いんだったらテスラの株を買っておけばいいですよね。
しかし、既に米国企業の時価総額トップ10に入るような状況になっていますから、この先の伸びしろがどれだけあるのかよくわかりません。
Appleの株価、時価総額3兆ドル(約345兆円)超え 東証一部合計の半分に迫るといったニュースもあり、既に巨大な企業もよりいっそう巨大化している現状がありますから、それもひとつの手ではあると思います。
ただ、テスラ株は現在1,000ドルを超えており、日本円にして1株あたり15~20万円ぐらいしますね。
円安が進んでいますから、余計に日本人が買うには米国株が高いです。
また、各個人が投資に回せる資金には限度があります。
そういうわけで、同じ金額で、もっと安くて将来伸びそうな株を沢山買うという選択がでてきます。
GAFA next stage ガーファ ネクストステージ―四騎士+Xの次なる支配戦略という本もありますが、つまりネクストステージに現れそうな企業です。
ネクストステージ候補として選定した企業
私自身が、去年実際に株をある程度購入し、今後も様子を見ながら追加で買っていこうかなと思っているのが以下です。
私のなかで、GAFA next stageならぬ、Tesla next stageのような位置づけの2社です。
両方、車関係という点で共通していますが、もうひとつ共通しているのが、”長年株価が冴えない”ということです。
テスラも長年株価がぱっとしない時代がつづき、ある時大化けしましたからね・・
- ウーバー テクノロジーズ
- 日本でも有名なウーバーです。モビリティサービスの業界で、プラットフォーマーとしてもっと大きくなる伸びしろがあると思っています。配車サービス以外にウーバーイーツなどでもシェアを伸ばしています。また世界各国でサービスを展開していることから、そこであつまる交通関係のビッグデータも今後大きな強みになるのではないかと思います。配車事業で稼ぎ出した資金で、別の事業に投資しつづけているという方向性も、将来大化けする期待に繋がります。
- シャオペン
- 中国の電気自動車メーカーです。電気自動車がガソリン車にとってかわった場合、もちろんテスラ以外の会社も台頭してきます。そうした時に、人口の多い中国でシェアを確保したメーカーはかなり強いですよね。また、去年は中国の不動産価格の値下がりなどで中国の経済を不安視するニュースなどがよく見られました。世間で不安があおられているときこそ買い時だと思うので、そこもこの企業を選ぶ後押しになりました。
まとめ
未来は誰にもわかりませんが、自分なりに予想して、株を買って、その会社を応援するということ自体が楽しいですね。
もちろん損をすることもありますが、無理な投資をしなければ生活に支障はないですし、それはそれで学びになります。
米国株は1株から購入できるので、実は日本人が米国株を購入するハードルが思った以上に低いです。
気になった企業があったら、とりあえず1株から買ってみるのもよいかもしれません。
惜しむらくは、日本企業で同様の爆上がりの期待を持たせる企業がなかなか見当たらないことです。
日本人として応援したいのですが、いまのところ、割安株を株主優待目当てで購入するのがメインになっています。
コロナ騒ぎもなかなか落ち着かない世の中ですが、経済活動は続いていくので、引き続き株式相場からも目が離せません。
関連記事:コロナ禍で大きく得した株の事例
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