JREポイントの、他社ポイントにない特徴

JR東日本がサービス提供しているJREポイントですが、鉄道会社のポイントですから電車への乗車や駅ビルでの買い物でそのポイントを使うことができます。

しかし、実はその他にもいろいろな使い道があるんですね。

JREポイントについて見直しを行っていたところこの事実に気づいたので、関連する情報をまとめます。

しかし、国鉄から民営化したJR東日本とはいえ、お役所体質がまだまだ随所に垣間見えます。ここもJREポイントはある意味興味深いです。

JREポイントとは

JREポイントのサイトはこちらです。

JREポイントを貯める

主に、以下の用途でポイントが貯まります。

  • JR東日本の鉄道利用
  • JREカード対応店での買い物(主にJR東日本の駅や駅ビル)

ポイント還元率は用途によって異なるのですが、例えば以下のように、1~2%の還元率となりなかなかの高還元です。

  • 在来線乗車ポイント:モバイルSuicaの場合は50円ごとに1ポイント ※1回の利用金額が50円に満たない場合も1ポイント。
  • 対応店舗でJRE POINT カードを提示:100円(税抜)ごとに1ポイント。

また、JREポイントは、JR東日本が発行しているビューカードを利用するとさらにお得に利用できます。

ビューカードも複数の種類がありますが、私は駅ビルでの利用で3.5%還元となるJRE CARDを利用しています。

JREポイントを使う

公式情報はこちらです。

基本的には、「買い物で使う」「電車の乗車に使う」です。

しかしそれ以外にも”エキナカシェアオフィス” ”ロッカー” ”タクシー”などにも使うことができます。

鉄道会社のJR東日本が提供しているポイントサービスらしく、交通と駅周辺のサービスに強いことがJREポイントの特徴と言えるでしょう。

※JREポイントの利用に関しては、JRE CARDでお得にJREポイントを使うための選択という記事もあります。

このなかで、 「Ringo Pass」 というタクシー配車/シェアサイクルのアプリでJREポイントを使うというものに注目してみたいと思います。

「Ringo Pass」アプリでJREポイントを使うには

タクシー配車アプリは、今や一般的によく利用されています。また、シェアサイクルもいまやあちこちに設置されていますので、便利ですよね。

Ringo Pass」 というタクシー配車/シェアサイクルのアプリとJREポイントを連携させることで、「Ringo Pass」でJREポイントを利用することができます。

Ringo Passは、JR東日本が、”移動のための検索・手配・決済をお客さまにオールインワンで提供する「モビリティ・リンケージ・プラットフォーム」を構築”するために始めた実証実験からスタートしたサービスです。 ※プレスリリースはこちら

Ringo PassでJREポイントを利用するために必要な手順

  1. Ringo Pass」 からRingo Passアプリを登録
  2. Ringo Passの会員登録
  3. アプリ上のメニューからJREポイントとの連携を行う

ID連携方法は、一般的によくある流れですね。

実際にポイント連携させてみて不便だったのは、「JRE POINTアプリ」を既にインストールして利用している環境であっても、連携の際にJREポイントのID・パスワードをあらためて入力しなければいけないことです。

Ringo PassはJR東日本が直接提供しているサービスではないからという理由もあると思いますが、ここはもう少しなんとかしてほしかったです。

(IDの統合が進んできて以前よりはよくなってきましたが、JR東日本のサービスでは”えきねっとユーザーID” “My JR-EAST ID” “VIEW’S NET ID”など似たようなIDが別々に存在していたのでもともと非常にわかりづらいものでした)

この「Ringo Pass」アプリと「JREポイント」の組み合わせは、さらにブラッシュアップされればなかなか便利になりそうです。

半面、現時点ではかなり微妙なサービスです。

Ringo Pass + JREポイントが現時点で微妙な理由

  • JREポイントが利用できるのはタクシー配車のみ(シェアサイクルでは利用できない)
  • JRE POINTはAM1:00-5:00の間は利用できない

一般的に、貯めたポイントの使い方は”沢山貯めて一気に使う派” ”細かい買い物に使う派” ”両方のハイブリット派”などの形に分かれます。

シェアサイクルは数百円で短時間利用できますので、”細かい買い物にポイントを使いたい”人の用途にはあっているんですよね。

個人的にはシェアサイクルとポイント利用の相性は高いと思っていますが、 タクシー配車/シェアサイクルのアプリでありながら、JREポイントがタクシーにしか対応していないのはマイナスポイントです。

また、JR東日本は夜間にメンテナンスを毎日行っているのですが、このサービスも同様に影響を受けます。 ※夜間のメンテナンス中はえきねっとも同様に長時間利用できません。(新幹線の切符を買おうとしたところ途中でメンテナンス時間に入ってしまい購入できなかった経験が過去に何度もあります・・)

毎日夜間に4時間程度オンラインサービスが停止するというは、他のオンラインサービスではちょっと考えられません。

タクシー利用に関して考えますと、コロナ禍ではない一般的な環境でしたら、1時以降は終電がなくなってタクシー利用が増えるタイミングですよね。

そんな時間帯に、他社のタクシー配車サービスと差別化できる「JREポイントが使えるメリット」が活用できないこのサービス、なんとも微妙です・・

ということで、便利になりそうだけどまだ便利じゃない「Ringo Pass + JREポイント」は今後に期待です!

私は引き続きアプリはインストールしたままにして動向をウォッチしていきます。

投稿者プロフィール

猫男
猫男
ブラック企業から脱出しホワイト企業で働いているが、今はサラリーマン生活からの脱出を目指している、猫を愛する40代の男の記録です。このブログの記事には広告を含みます。
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