「ポイントを貯めて増やす時代」へ。ポイント投資のまとめ。

このところ、ポイントを使って投資をできるサービスが充実してきています。

「ポイントを貯めて使う時代」から「ポイントを貯めて増やす時代」への変化が感じられますね。

そこでこの記事では、ポイントに関する過去のトレンドの変化を振り返りつつ、現在のトレンドのひとつである 「ポイントを貯めて増やす 」サービスについて、まとめます。

ポイントに関するトレンドの振り返り

ポイント関係の過去の動向を振り返ると、以下のような大きな流れがあったことが思い出されます。

  • 電子マネーにクレジットチャージでポイント二重取り → 大半のカードでチャージポイントがつかない/還元率低下の改悪発生
  • 複数の高還元率カードの利用 → 各社のカードで還元率低下等の改悪 (過去には還元率1%を超えるクレジットカードが沢山あった)
  • QRコード決済で〇〇%還元キャンペーン → 還元上限金額の定価や還元の条件が厳しくなるなど、キャンペーンのインパクトは低下傾向

ポイント二重取りの効果が薄まったのは、当時ポイント生活をしていた人々には大打撃でした。

さらに、クレジットカードの還元率低下の改革も同時に進行していきましたので、その時期は苦難の時代でした。

しかし、PayPayが登場して以降は、QRコード決済の大還元キャンペーンが続いているおかげで、 ポイント二重取り・クレカ還元率の改悪を補って有り余る恩恵を受けられています。

そのおかげでQRコード決済はキャッシュレス決済の中でもかなりメジャーな支払手段となりました。しかし、サービス提供元企業がその目的を達成しつつある今、還元キャンペーンも以前と比較すると縮小傾向です。

現時点ではまだ20%・30%といった高還元率のキャンペーンが実施されていますが、過去のクレジットカードや電子マネーの段階的な改革を考えると、QRコード決済の高還元キャンペーンは今後さらに縮小されていくことが予想できます。

一方で、ポイントサービスやキャッシュレス決済を提供する企業では、ポイントで投資ができるサービスをこのところ強化しているように思います。

これはつまり、支払いで貯まるポイントの還元率はそうでもないとしても、それを投資でもっと増やしてね、という方向に行くのではないでしょうか。

給与や預金利率がほとんどあがらないから、各自資産運用してお金を増やしてね、という現在の時代にもあいますね。

ポイントで投資ができるサービスまとめ

ということで、ポイントを使って投資ができるサービスは複数存在します。

ここでは主要なサービスについてまとめてみたいと思います、

楽天ポイント

PayPay

  • ポイント運用のサービスを利用することで、PayPayボーナスを運用することができます。増やしたPayPayボーナスはあくまでPayPayボーナスとしてPayPayで利用することになります。

Ponta

Dポイント

  • ポイント投資で運用ができます。運用したポイントはDポイントして使うことになります。
  • THEOまたは日興フロッギーの証券口座を開設することで、投資信託や株式の購入にDポイントを使うことができます。

Tポイント

  • Tポイント投資で、Tポイントを投資信託・株・FX・暗号資産の購入に使うことができます。それぞれ、SBI証券等、提携する会社の口座開設が必要です。

ポイント投資総評

  • 楽天ポイントが最も投資の選択肢が広い。(楽天グループに金融系の会社が多いことが強みとなっていますね)
  • その他ポイントサービスは、他社と提携することでポイント投資の幅を広げている。
  • 高還元キャンペーンの代名詞であるPayPayは、最もポイント投資の選択肢がない。(PayPay証券・PayPay銀行等、グループ内金融系会社のPayPayへのブランド集約を急速に進めていますから、今後のサービス拡充に期待)
  • Tポイントが以外にも沢山の選択肢を持っている。(しかし、他のポイントサービスに比べて、投資の原資となるポイントがそもそも貯まりにくいのがTポイントの難点)

投稿者プロフィール

猫男
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ブラック企業から脱出しホワイト企業で働いているが、今はサラリーマン生活からの脱出を目指している、猫を愛する40代の男の記録です。このブログの記事には広告を含みます。
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