「スーパーPayPayクーポン」はどれだけお得か
ソフトバンク/PayPayは、最大半額相当が戻ってくる「スーパーPayPayクーポン」の提供を、2021年10月18日から開始すると本日アナウンスしました。
プレスリリースのページはこちらです。
ヤフー経済圏をソフトバンク経済圏に拡大していくような方向なんでしょうか。今後、より楽天経済圏の対抗馬となっていきそうですね。
私自身、ソフトバンクの携帯は以前利用しており、途中で楽天モバイルに切り替えたという経歴があります。
楽天モバイルに切り替える前は、「デジタルツーカー → J-PHONE → ボーダフォン → ソフトバンク(現ソフトバンクモバイル)」という現在のソフトバンクモバイルの前身となる会社を全て経由してきています。
そしてソフトバンク・ソフトバンクモバイル自体も、初期の電波がつながりづらい時期から、それが改善される過程までを実際に経験していますので、結構長くソフトバンクモバイルを利用していました。
なにかと言われるソフトバンクですが、ボーダフォン時代まであれだけ圏外が多かった対応エリアを、よくぞここまで改善させたものだと、長年のユーザーとしては思います。
しかし、参入時初期の価格破壊とは打って変わって、途中からドコモ・auとの3社談合のような状況になって価格が高止まりしてしまいました。
そのため、MVNOとしてあらわれた楽天モバイルに私は乗り換えてしまったのでですが、そのソフトバンクモバイルが、今回楽天経済圏に対抗するかのように 「スーパーPayPayクーポン」 をうちだしてきました。
そのため、今回は「ソフトバンクモバイル + スーパーPayPayクーポン」の組み合わせがどれだけお得なのかについて、楽天経済圏と比較しながら考えてみたいと思います。
スーパーPayPayクーポンとは
内容:以下に引用します。
“ソフトバンク”のスマホをご利用で、適用条件を満たしたお客さまに、お得な「PayPayクーポン」を配布する特典です。PayPayアプリの画面上で「ソフトバンクユーザー限定」マークが付いたクーポン※6を取得して「PayPay※7」で支払うと、1回当たり決済金額の最大半額相当(付与上限あり)※3のPayPayボーナスが付与されます。
https://about.paypay.ne.jp/pr/20210914/01/
主な対象加盟店は、こちらのプレスリリースのページに記載されています。
毎月、ソフトバンクモバイルのユーザーは、PayPayボーナスが最大50%還元されるクーポンがもらえるということです。
※ワイモバイルは残念ながら対象外のようです。
「ソフトバンクモバイル + スーパーPayPayクーポン」 のお得度を検証
私自身、ソフトバンクモバイルから楽天モバイルに切り替えを行い、なおかつ楽天経済圏をがっつり活用している人間です。
なおかつ最近はPayPay+ヤフー経済圏のサービス利用も増えてきており、まさに「楽天経済圏」vs「ヤフー経済圏」のお得度を日常の生活の中で検証している状況です。
そういった、本気ユーザーの視点から「ソフトバンクモバイル + スーパーPayPayクーポン」 のお得度を検証していきます。
ソフトバンクモバイル VS 楽天モバイル
まずは、月額利用料の比較です。
データ通信は使い放題のプランの比較です。
ソフトバンクモバイルは4,928円(税込)の表記を前面に出していますが、様々な条件を達成したうえでの割引価格のため、定価で比較します。
また、音声通話は従量課金ですので、この月額利用料とは別に通話した分の料金が発生します。
楽天モバイルは、楽天Linkというアプリを使って発信すれば、音声通話は無量です。
次に、ポイントバックの比較です。
スーパーPayPayクーポン VS SPU(スーパーポイントアップ)
内容 | |
スーパーPayPayクーポン ※ソフトバンクモバイル | 最大半額還元のクーポン付与。 現在アナウンスされている、”クーポンを全て利用した場合”の還元金額 11~10月:12,000円 (ひと月あたり6,000円) 12月:4,000円 この金額は、 こちらのプレスリリースのページに記載がある金額を集計したものです。 |
SPU(スーパーポイントアップ) ※楽天モバイル | 楽天市場での買い物が、毎月+1%。 毎月の獲得上限ポイント数は5,000ポイント。 つまり、500,000円使って上限の5,000ポイントがもらえる。 |
では、総合比較にうつっていきます。
「ソフトバンクモバイル + スーパーPayPayクーポン」 VS 「楽天モバイル + SPU(スーパーポイントアップ)」
内容 | |
ソフトバンクモバイル + スーパーPayPayクーポン | 一般的にキャンペーンの初回は大盤振る舞いをするので、12月の最大4,000円還元を基準とします。 7,238円(税込) – 4,000円 = 3,238円 (税込) 正直毎回すべてのクーポンを使うのは難しいと思いますので、その半分を月に利用したと仮定します。 7,238円(税込) – 2,000円 = 5,238円 (税込) |
楽天モバイル + SPU(スーパーポイントアップ) | 毎月50万円を楽天市場で買い物をするのは現実的ではないので、仮に月額30,000円の買い物を楽天市場でするとします。 3,278円(税込) – 300円 = 2,978円 (税込) |
結果、以下のとおり、 「楽天モバイル + SPU(スーパーポイントアップ)」 のほうがお得と判断します。
- ソフトバンクモバイル + スーパーPayPayクーポン : ソフトバンクモバイルの月額利用料が 5,238円 (税込)相当
- 楽天モバイル + SPU(スーパーポイントアップ) : 楽天モバイルの月額利用料が 2,978円 (税込)相当
現時点では、楽天モバイルに比べて、ソフトバンクモバイルのほうが圧倒的に電波が入りやすいのは間違いない事実です。
楽天モバイルは、まだまだ大きな建物の中などは電波が入りませんし、まさに「初期のソフトバンク」の状態です。
ですから、現時点では楽天モバイルは安かろう悪かろうとも言えてしまいます。しかし、利用料金が根本的に安いですから、それで十分納得できるレベルです。
また、過去に電波がはいりづらいソフトバンク携帯を利用していた経験から言うと、事業会社がエリア拡大に熱心なのであれば、近いうちにこの状況が改善される可能性は高いです。
ということから、 「楽天モバイル + SPU(スーパーポイントアップ)」 のほうがお得と言えますが、”もうちょっと高くていいから電波が安定して入ってほしい”というかたには「ソフトバンクモバイル + スーパーPayPayクーポン 」はかなり魅力的なサービスと言えるでしょう。
また、現在ソフトバンクモバイルを利用している方にとっては、「スーパーPayPayクーポン」は間違いなく利用するべきサービスであることは間違いありません。
「スーパーPayPayクーポン」 をフル活用すれば、電波が入りやすいソフトバンクの携帯電話を実質3,000円程度で利用できるのはかなり魅力といえます。
ただ、かなり計画的・意図的に利用しないとその条件を達成するのは難しいので、総合的には「ソフトバンクモバイル + スーパーPayPayクーポン」は「楽天モバイル + SPU(スーパーポイントアップ)」には及ばないという結果になりました。
投稿者プロフィール

-
会社のために働くか、自分のために働くか。自由を手に入れる、マネ活の話。それは、わたしたちに何をもたらすのか。社畜無間地獄 と マネ活極楽浄土のはざまを生きる。 ※このブログには広告を含みます※
にほんブログ村
最新の投稿
株主優待・お得2025年2月12日交通費無料で、佐野市で佐野ラーメンを食べる
FX2025年1月25日高金利通貨のトルコリラをお得に活用!
トライオート2025年1月10日12月に100万円以上損切りしても年間ではプラス
トラリピ2024年12月4日マイナス300万円を反省してプラス100万円