お得生活のためにクレジットカードを1枚もつならどれ?

クレジットカードの比較サイトや情報サイトは沢山ありますが、様々な種類のクレジットカードが存在しており、結局どれがいいのか迷ってしまいますよね。

それに、今はQRコード決済や電子マネーなどのクレジットカード以外の支払い方法も発達しています。

そう考えると、日常生活での支払いをお得にしていくには、どれから始めたらよいのかが昔に比べてわかりづらいのかもしれません。

選択肢が沢山あるゆえにわかりづらい。しかしそれは、逆にいうと、それを克服してうまく活用できればお得であるとも言えます。

私自身、現在20枚近くクレジットカードを保有しており、過去に利用していたけれど解約したカードも複数あります。

これまでの私のクレジットカードの利用経験から、現時点でお得生活のためにクレジットカードを1枚もつならどれなのか?を考えてみたいと思います。

クレジットカードはお得生活の基本

まずはじめに、お得生活をするにはなぜクレジットカードなのか?から整理してみます。

現在ではQRコード決済や電子マネーも普及しており、これらはスマホさえもっていればすぐに始められます。それにポイントだって貯まります。

しかし、それでもお得生活をしていくうえでクレジットカードの活用は基本です。これは今も昔もかわりません。

それは、以下のような理由によるものです。

  • QRコード決済・電子マネーへのチャージ
    • クレジットカードからQRコード決済・電子マネーへチャージすることでポイントを貯められます。つまり、QRコード・電子マネーをよりお得に使えます。
  • 支払金額の上限
    • QRコード決済・電子マネーは、チャージ金額や支払い金額の上限設定が、一般的にクレジットカードよりもかなり低く、なおかつ細かく設定されています。細かい買い物には便利ですが、金額の大きい買い物にはあまり向きません。クレジットカードはその点、低額~高額の買い物全てに対応できます。
  • 固定費の支払い
    • 電気・ガス・水道などの固定費は、一部のQRコード決済・電子マネーで支払うこともできますが、上限がありますし、毎月支払う手続きが面倒です。その点クレジットカードは毎月自動的に支払いをしてポイントが貯められます。

2大クレジットカードに絞り込む

星の数ほどあるクレジットカードから、お得生活のためのベストな1枚を選ぶのはなかなか大変です。

というのは、クレジットカードによって得意不得意な分野があり、総合的にこれが絶対1番とは言い切れないのですよね。

これがつまり、クレジットカードの保有枚数が最終的に増えていく理由です。

しかし、”お得生活をこれから始める人が最初にもつべきクレジットカード”の視点で考えた場合、私にはすぐに2枚のクレジットカードが浮かびましたので、この2枚を比較検討し、最終的な1枚を決めたいと思います。

その2枚とは、

  • 楽天カード
  • リクルートカード

の2枚です。この2枚のカードは、何年も昔からクレジットカード業界を引っ張ってきた2大お得カードであると言えます。

多くのカードに条件の改悪が発生するなか、これらのカードも少なからず多少の改悪はありました。

それでもなお、高還元率・好条件を保ち続けているこの2つのカードは間違いなく現代でも定番の2枚であると断言します。

次の事項で、いよいよこの2つのカードを比較し、ベストの1枚を決めます。

なお、複数のカードを取り扱うクレジットカード比較サイトや情報サイトでは、このところjcbカードwと三井住友カードナンバーレスを特に押しているように思います。どちらも悪くないカードなのですが、トータルバランスで最初の1枚には入ってきません。

お得生活のためにクレジットカードを1枚もつならこれ

楽天カードリクルートカード
基本還元率1.0%1.2%
年会費無料(家族カードも無料)無料 (家族カードも無料)
ETCカード・年会費は条件によって異なる
楽天会員ランクがダイヤモンド/プラチナ会員:無料
上記以外の会員:550円(税込み)

・カード発行費用は無料
・年会費は無料

・カード発行費用が条件によって異なる
Mastercard(R) / Visaブランド: 1,000円(税別)
JCBブランド:無料
ポイント楽天ポイントリクルートポイント
電子マネーチャージ楽天Edy(0.5%)
nanaco(ポイント付与なし)
モバイルSuica (ポイント付与なし)
カードブランドによってチャージできる対象が異なるが、どれもポイントが貯まる。
ポイント(1.2%)が付与されるのは、合算で月間30,000円までのご利用分が加算対象。
【JCB】 nanaco(ナナコ)、モバイルSuica
【Mastercard(R) / Visa】 nanaco(ナナコ)、楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCA
強み・基本還元率が高い
・楽天ポイントが直接貯まり、楽天ポイント対応店舗が多い
・楽天銀行から口座引き落とし設定で、楽天市場でのカード決済が+1%
・楽天ポイントカード/楽天Edyカードの機能ももっている
・キャンペーンが豊富(楽天をよく使うユーザであれば、街での買い物が+1%など)
・カードのウェブサイトが使いやすい
・基本還元率が高い
・リクルートポイントはPonta/Dポイントと等価交換可
・公共料金支払いでも還元率が下がらない
・電子マネーチャージの対応が幅広く、還元率が高い
・リクルート提供サービスでのカード決済でポイントアップ(例:じゃらんnet+2.0%)
弱み・税金や公共料金の支払いの還元率が0.2%
・電子マネーチャージでポイントがほぼ貯まらない
・キャンペーンがあまりない
・カードのウェブサイトが使いづらい
・ポイントアップとなるリクルート提供サービスがそれほど多くない
(ポンパレモール/じゃらんnet/HOT PEPPER Beauty)

以上が、楽天カードとリクルートカードの比較表となります。

どちらも基本スペックが高いのですが、それぞれ一長一短があり甲乙つけがたいです。

しかし”最初の1枚”という観点から考えたときリクルートカード(ブランドはVISA/Master)を押したいと思います。

以下はそのポイントです。

  • なんの条件もなく基本還元率が1.2%である。
  • 利用コストがかからない ※ETCカード発行手数料を除く
  • 電子マネーチャージでも1.2%還元
  • 公共料金の支払いでも1.2%還元

あらためて楽天カードと比較してみると、バランスの良さが目立ちますね。

また、楽天EdyにチャージしなくてもいいからETCカードを持ちたいという方は、JCBブランドのリクルートカードの選択をするのも有りだと思います。しかし、JCBカードは海外では非対応店舗が思いのほか多いですから、そういった観点から考えても”最初の1枚”はVISA/Masterにしておくのが無難です。

楽天カードも基本的にバランスの良いカードなのですが、過去の電子マネーチャージの改悪、そして2021年6月に発生した公共料金支払いの還元率ダウンが非常に痛手です。とはいえ、キャンペーンを駆使すると楽天カードのほうがお得な局面も多く、一概に楽天カードが劣るとも言えません。

楽天カードの利点の中には、楽天ポイント/楽天Edyカードの機能も同じカードに含まれるというものもありますが、ポイントや電子マネー機能はスマホアプリで代用できますから、リクルートカードの他の利点を上回る押しになるとも言いかねます。(しかし、ポイントアプリをスマホに入れたくない家族に家族カードを持たせる場合、その家族カードにポイント機能があるのは便利ですね。)

これらの内容をふまえて考えると、やはりリクルートカードは普通に利用するだけで1.2%還元であり、電子マネーチャージや公共料金支払いとも相性がよいので、最初の1枚を選ぶならやはり リクルートカード(ブランドはVISA/Master) ではないかと思います。

投稿者プロフィール

猫男
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ブラック企業から脱出しホワイト企業で働いているが、今はサラリーマン生活からの脱出を目指している、猫を愛する40代の男の記録です。このブログの記事には広告を含みます。
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