生活レベルを落とさずに生活費を下げる基本戦略

高度成長期もはるか昔のかなたの日本では、普通に働いていれば給料が上がっていくなどということはもうありません。

経済が成長しないということは、給与は上がらないけど少ない人数で多くの仕事をしなければならず、給料はかわらないのにブラック職場で酷使される危険性と常に隣り合わせです。

このような状況では、給料の高い上級職はエリートに占拠されてしまいますから、一般的な国民はそこに食い込もうとしてもそのための労力に対しての実現性が低く、リターンよりもリスクのほうが高いです。

つまり、会社員でいる限り、毎月の給与収入を劇的に上げることはかなり難易度が高いと言えます。

それに対して、生活費はどうでしょうか。生活費は通常、自分自身が決めて払うものです。

つまり、自分で生活費を上下できる裁量が大幅にあるわけです。

しかし、昔からの伝統的なイメージは「生活費を下げるには、つつましい生活をして、浮いたお金を貯蓄」であると思います。

事実、私も親からそう教え込まれて育てられた人です。

しかし、それは本当に正しいのでしょうか?ある側面では正しいと確かに言えると思います。

身の丈に合わない浪費を続け借金を重ねるのは愚の骨頂ですので、そうならないための「つつましい生活をして、浮いたお金を貯蓄」の教えは確かに正しくはあると、私も思います。

しかし、それをもう一歩進めて「生活レベルを落とさずに生活費を下げるように工夫して、浮いたお金を投資などで増やす」が必要なのが今の時代に必要であると、私は信じます。それはなぜでしょうか?

親世代が 「つつましい生活をして、浮いたお金を貯蓄」 を強烈に押す理由

この理由には大きく3点あると私は考えています。

  • バブルが崩壊したあと、仕事・給与に苦労した経験。
  • 当時は貯蓄の利率が5%前後と高かった。
  • 生活インフラを国が管理していた。

それぞれについて、現在の環境と比較してみたいと思います。

「 バブルが崩壊したあと、仕事・給与に苦労した経験 」について。

以前は仕事がどんどんやってきて、普通に仕事をしていれば給料も上がり、ボーナスももらえました。バブル崩壊後、それが一気に崩れるわけですから、その恐怖たるや相当なものであったことは想像に難しくありません。

バブル経験世代:「仕事に困らない」「長く勤めれば給料は上がっていく」「ボーナスが沢山でるのはあたりまえ」

バブル未経験世代:「そもそも仕事を見つけるのが大変」「正社員になれれば御の字で、年功序列は崩壊し、上のポストも少ない」「ボーナスがでるだけまし」

「 当時は貯蓄の利率が5%前後と高かった 」について。

バブル経験世代:定期預金の利率が最大時で8%程度。

バブル未経験世代: 利率は小数点以下で始まるのがあたりまえ。2021年時点で、キャンペーンなどの様々な条件に合致した定期預金で0.2%程度。

「 生活インフラを国が管理していた。 」について。

バブル経験世代: 電話ならNTT。電気は地域の電力会社独占。

バブル未経験世代: MVNOの格安携帯会社多数。電力自由化。(電気に関してはまだ期待するほど安くなっていませんけどね。)

つまり、それぞれのトピックに関して、前提となる環境が全く異なるわけです。同じ日本国の話であることが信じられないレベルです。

この客観的な事実を目の当たりにしたとき、そのバブル経験世代である親世代が唱える「つつましい生活をして、浮いたお金を貯蓄」が現実世界で生きるうえで正しいと断言できるでしょうか?

私はそうは思いません。

「家族が多いから携帯料金が毎月〇万円で大変だ~」といつも嘆いているので、数分の一にできる方法を教えても全く対応を取らない人などは現に沢山います。

例えば毎月4万円をドコモに支払っている家庭は、MVNOなどに乗り換えれば毎月1万円程度に収めることが簡単にできます。

たったこれだけで毎月3万円の削減、年間36万円の削減です。

生活レベルを落とさずに生活費を下げる基本戦略

ということから、「同じようなサービスの恩恵にあずかりつつ、生活費を下げる方法」は沢山存在しているにもかかわらず、活用していない人がまだまだ多すぎます。

一方で、世の中には”年収100万円で豊かな生活”のような暮らしをしている人も沢山いるようで、そのような本も沢山出版されています。

これはこれで一つの生き方ではあると思い、そのような選択も悪くないと思います。

しかし、例えば家族がいる人が ”年収100万円の暮らしをはじめよう!”と思っても、果たしてそれに同意する家族がどれぐらいいるでしょうか?

また、わざわざ年収を落とさなくても、現状維持で暮らしをよくできればそのほうがよいのではないか?とも思います。(仕事に割く時間を少なくできるのは魅力ですし最終的には仕事をやらずに暮らしたいですけどね)

ということで、私は「生活レベルを落とさずに、生活費を下げる方法」を日々考えて暮らしています。

その内容を、このブログでも少しづつ書いてきているわけですが、その基本戦略は以下のようなものです。

・より安いサービスに切り替えることで、固定費を下げる。 例:ドコモの携帯で月額10000円程度のプラン -> 楽天モバイル で月額2980円(キャンペーンで1年間0円)

・より安く買う。 例:同じ商品が、A店舗では10000円だが、Bオンラインショップでは8000円。

・より還元率が高い方法で買う。 例:現金払いは還元なし。クレジット払いは還元率1%。キャンペーンが適用されたQRコード払いで10%還元。

・ポイント/クーポンを活用する。 例:同じ8000円の販売価格ならポイント付与が高い店舗・支払い方法で購入する。

・余剰金は投資などで増やす。 例:みずほ銀行の定期預金が利率0.002%、投資信託で数~数十%(私の米国株式の投資信託は現在20%超え)、株式で購入金額の最大10倍以上(当てるのは難しいですがテンバガーとよばれるもの。私自身も経験あり。)

生活費というものは毎日でていきますので、こういったものの必要性に気づいて変えていくのは、早ければ早いほどよいと思います。

しかし、毎日のルーティンのようなものを変更するのは面倒ですし、自分自身を動かすパワーが必要ですよね。

私自身がこういったものを実践しつつ、例えば両親や兄弟が”家族の携帯料金を毎月〇万円払っている。高い!”などと話しているときには安くする方法を何度も教えたのですが、やっぱりなかなか変えようとしませんでした。(その一方で高いという話は会うたびにする)

ただ、私も負けずにその都度安くする方法を話していたので、数年間啓蒙をつづけた結果、私の周りでも少しづつ変化が見られました。以下がその事例です。携帯電話の場合はMVNOなどに切り替えるもっと安くする方法があるのですが、お得にする第一歩としては上出来の変更ではないかなと思います。

事例1:

ドコモを家族4人で使って毎月4万円の出費 → dカードゴールドで支払う形にし、毎月10%がポイント還元されるようになった。(年会費を差し引いても年間3万円相当お得になった)

事例2:

ソフトバンクのスマホでパケットを使いまくり、毎月2万円程度の出費 → 自宅にWiFi導入+スマホをワイモバイルに切り替え、によって毎月1万円程度の出費削減)

 

ということで、私自身がより楽に生活していくために”生活レベルを落とさずに生活費を下げる基本戦略”を考えて実践しているのですが、これが他の方にも役立つようだとうれしいですね。

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猫男
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ブラック企業から脱出しホワイト企業で働いているが、今はサラリーマン生活からの脱出を目指している、猫を愛する40代の男の記録です。このブログの記事には広告を含みます。
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