ブラック企業で頑張るのは無駄であることを認識すべき
ブラック企業の過酷な労働環境で日々頑張っている方も多いと思います。このブログでは、過去ブラック企業での労働に苦しんだ経験のある私が、ブラック企業に関する記事を定期的に書いています。今回は「ブラック企業で頑張ることがいかに無駄な行為か」についてあらためて検証してみたいと思います。
なぜブラック企業で頑張っているの?
- いま所属している会社だから
- 仕事が多いから
- 仕事の成果に対し上司から指摘されるから
といったものが例としてあげられると思います。
仕事が多いと、それをこなせるようにしっかりやらなければいけないと感じます。自分の仕事ができていないと言われたら、ちゃんとやらなければ、と思いますよね。そして、仕事を見つけること自体がそれなり労力がかかりますので、漫然と今の職場で毎日頑張っている。
これはわりと普通の感覚だと思います。そして、真面目は人ほど頑張ってしまいますよね。
頑張った分の見返りは期待できる?
- 給与が上がる余地はありますか?
- 昇進できる余地はありますか?
ブラック企業で毎日頑張って働いているあなたですが、振り返ってみて、その分の対価は得られているでしょうか?
会社で働くということは、お金という対価を得るために自分の労働力を提供するということです。
”与えられた仕事を満足にこなせてないし、こんなもんだろう・・・”
なんて思っていませんか?
その時は、ブラック企業からもらっている給与を客観的に測定することが大事です。
簡単な測定方法としては、「近隣のアルバイトの時給や、厚生労働省が公表している地域別最低賃金」と「自分の給与を時給換算したときの時給賃金」を比較することです。
ブラック企業では”日常的に長時間労働が発生するが、それに対する残業代がでない”ということもそれこそ日常的に発生しています。
ぜひ、月額給与を月間の労働時間をで割って、自分の時給を算出してみましょう。
満足がいく時給を得られていますか?アルバイトより安くないですか??
時間を認識する
1日は24時間しかありません。これはなにかと不平等がある格差社会な世の中に置いて、だれもが平等に持っている時間です。
それは本当に平等でしょうか?以下の例をもとに考えてみましょう。
ブラック企業で働くAさん
9時~23時まで: 仕事
23時~9時まで: 食事・風呂・睡眠・通勤 (自分の時間が全くもてない!)
ホワイト企業で働くBさん
9時~18時まで: 仕事
18時~9時まで: 食事・風呂・娯楽・学習・雑用・睡眠 (仕事が終わったらその日なにをしようか選択できる。リモートワークの場合通勤時間すらない。)
いかがでしょう。全く平等ではないですよね。
このAさんはかつての私で、Bさんは現在の私です。
つまり、同じ人間であるにも関わらず、ブラック企業に所属しているか・ホワイト企業に所属しているかで、人生において使える時間が全く変わってきます。
ただ、この労働条件だけを見ると、より頑張っているAさんのほうが高い給与をもらってもよさそうですよね。
これまでの話の流れで当然おわかりだと思いますが、ホワイト企業で働いているBさんのほうが高い給与です。
まとめ
これまで説明したことをふまえても、ブラック企業で頑張る意味がなにかあると言えるでしょうか?
”ブラック企業で頑張るだけ無駄である”と私は断言します。ブラック企業で頑張ったところで、自分の人生の貴重な時間を、ブラック企業にいいように搾取されるだけです。つまり、よりブラック企業にとって都合のよい人間になっていくということに他なりません。
- ブラック企業での仕事は極力うまくやり過ごす。(=仕事は頑張らなくていいのですが、やりすごすように”頑張る”)
- 早めにブラック企業を辞めてホワイト企業で働くために頑張る。
が今回のまとめとなります。ご拝読ありがとうございました。
投稿者プロフィール
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ブラック企業から脱出しホワイト企業で働いているが、今はサラリーマン生活からの脱出を目指している、猫を愛する40代の男の記録です。このブログの記事には広告を含みます。
職場環境には、会社組織や上司の変更などによってブラック化する危険が常にあります。このブログでは、ブラック企業からの脱出方法、お得に暮らす方法、早期引退を目指す過程などを公開しています。
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