楽天モバイルをMVNOからMNOに切り替えた使用感

楽天モバイルをMVNOからMNOに切り替えて2か月ぐらい経ちましたので、切り替え前後での使用感についてまとめてみたいと思います。

以前、キャリアアップよりも現在の給料の使い方を考える(通信料金)に書いたのですが、Rakuten UN-LIMIT VIのサービスプランが発表されたことにより、これまで使っていたMVNOの契約から、MNOの契約に切り替えました。

まだMVNOの楽天モバイルを使っていて切り替えを検討しているかた、楽天モバイルをまだ使っていないけど検討しているかた、などはぜひ参考にしてみてください。

MNOとMVNOの違い

はじめに、この違いについて簡単に記載します。

移動体通信事業者(MNO)

自社で設備を開設・運用して事業者が携帯電話サービスを提供するものです。

つまり、MNOの楽天モバイルとは、楽天モバイルが設置する基地局や回線を用いてサービスがされています。

一般的に、「回線品質は良いが価格が高い」と言われています。

仮想移動体通信事業(MVNO)

自社で設備を持たず、移動体通信事業者(MNO)の設備を利用して、事業者が携帯電話サービスを提供するものです。

回線を大手事業者から間借りしているようなイメージなので、一般的に「回線品質は悪いが価格が安い」と言われています。

MNOの事業者というとこれまでは誰もが知っているNTTドコモ・au・ソフトバンクの3社で占められていましたが、これに加えて楽天モバイルも参入しました。

MNOとしての楽天モバイルのサービスで言われているのが「まだ基地局が少ないから、つながるところが少ない」という心配です。

今は新規契約を停止していますが、MVNOとしての楽天モバイルではドコモとauの回線を使ってサービスが提供されていましたので、契約したプランによってドコモまたはauの電波が入るエリアであればMVNOの楽天モバイルの電話も同様に利用ができたわけです。

それが、MNOの自社回線になることによって使用感がどうかわるのか?というところが重要な点です。

楽天モバイル MNO / MVNOの使用感の比較

ということで、実際にMVNOからMNOに切り替えた私が2か月ほど使用した結果をもとに使用感を記載してみます。

・電波のつながり具合と速度

明らかに速くなりました。

MNOの場合、楽天モバイルの基地局がないエリアはローミングによってauの回線で接続されます。

私の場合は、自宅周辺はサービスを切り替え当初対応しておらず、ローミングでした。

しかし、いつのまにか対応エリアになっており今では自宅周辺でも楽天モバイル(MNO)の電波で利用できます。

家の中ではWi-Fiに接続しているので正直どっちの回線でもよいわけですが、一歩家から出ると違いがわかります。

私はよく外出先で電子書籍を読むため、本のダウンロードをよくするのですが、ダウンロード完了までの時間が明らかに速いです。

大手三社に比べてまだ利用者が少なく、回線が空いているというのはひとつ理由としてあると思いますので、早くMNOのサービスを利用した人のようがより長くその恩恵にあずかれますね。

・料金

キャンペーンで1年間無料となっているので、1600円の支払いがゼロになりました。

これまでその利用料金は楽天ポイントで支払っていましたが、今はその分のポイントを楽天でんきの支払いにふりむけています。

・通話などの使い勝手

Rakuten Linkというアプリを使うことで、通話とSMSが無料でできます。

これは使ってみるとなかなかすごいです。

MVNOのサービスを利用していたときは、プラスのオプション料金がかかる通話し放題サービスは利用しておらず、”電話は極力しない” ”通話は短時間に”を意識しながら使っていました。

が、この自分の中の制限が追加料金なしでなくなったのは非常に大きいです。

Rakuten Linkでの通話はIP電話での通話となるため、音声の品質は少し落ちるのですが、私が利用する限り全く気になりません。

私がRakuten Linkアプリを使っていて気になった点は以下の2点でした。これは将来的にアプリのアップデートで改善されることを期待したいと思います。

1.Rakuten Linkで通話中に着信が入ると、「通話している状況で、着信音が鳴り続ける」という状況になる。

そもそも通話中に着信が入る状況がほとんどないので”たまたま”だったのか”常にこうなるのか”はわかりません。しかしこれは結構困りますね・・

2.SMSのメッセージが、他の人のメッセージに紛れ込むことがある。

届いたメッセージがなぜか別の人のメッセージのグループ?に入ってしまい、そのまま返信したら別の人に届いてしまったことがありました。

これもそういう状況になったのが1度だけなので、どれぐらいの頻度や条件で発生するのかはよくわかりません。

メッセージがどこのグループ?に入っているのかをしっかり確認すれば返信時の誤送信は防げますが、これはちょっと怖いですね・・

この問題にあたって以降は、SMS返信をする際は宛先をしっかり確認するようにしています。

これについても、そもそもSMSでやりとりすることはあまりないので、そういった意味ではあまり困っていません。

メッセージのやりとりはたいていLINEですからね。

以上です。Rakuten Linkの問題は少しだけありますが、全体的にMNOの楽天モバイルにはかなり満足しています。

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猫男
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ブラック企業から脱出しホワイト企業で働いているが、今はサラリーマン生活からの脱出を目指している、猫を愛する40代の男の記録です。このブログの記事には広告を含みます。
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