ブラック企業を辞めると失業保険と国民年金が手厚いという話

ブラック企業・職場から脱出するには転職しかありません。次の仕事が見つかってから辞めることができれば特に心配ありませんが、仕事が見つかる前に辞める必要がある場合もあるでしょう。私は過去に、「とりあえずブラック企業を退職してしまい、そのあと仕事を探した」ことがあります。

その際、ブラックな働き方をしていたことで、失業保険と国民年金で恩恵を受けられましたのでここに書いておきたいと思います。ブラック職場・ブラック企業からの脱出を検討している方に参考にしていただければこのうえない幸せです。

失業保険

自分からブラック企業を辞めたとしても、「会社都合の退職」扱いとして失業保険を受給することができます。そうするとなにが違うのかというと、自己都合退職と比較して、「失業保険の給付額が上がる」「給付期間が長い」「給付を受けるまでの3か月間の制限期間がない」という、”すぐに、より長く、沢山もらえる”、圧倒的な恩恵がそこにはあります。ブラック企業・職場で苦しんでいる人には相当ありがたい制度です。

この恩恵をうけるには、詳しくは特定受給資格者及び特定理由離職者の範囲の概要に書いてあるのですが、長時間残業の証拠となるものを残しておき、失業保険の申請をする際にそれを提出して手続きをしてもらえばよいのです。私の場合は「3か月連続の45時間以上の残業」を示すために勤務簿をしっかり残しておき、それをハローワークに出しました。長時間労働はブラック企業の王道ですので、これはほとんどの方が簡単にクリアできると思います。ブラック企業を辞める前にしっかり証拠となるものを準備しましょう。

国民年金

失業した場合、国民年金の保険料の免除を受けることができます。最大で全額免除なのですが、全く支払っていないにも関わらず1/2は年金額に反映されます。私の事例でいうと、ブラック企業をやめてしばらく無職をしながら仕事を探すことにし、収入が失業保険しかなく生活に余裕がなかったため、全額免除にしてもらい大変助かりました。また、この免除にはもうひとつメリットがあります。年金には、「10年以内に未納分を追納できる」しくみがありますが、この全額免除をうけた分の年金を、就職して収入が得られるようになってから支払うことで「年金額を1/2から満額」にできるだけではなく、追納した金額を確定申告することで、その分が収入から控除され節税になります。

収入がほとんどない年に年金を払っても、そもそも支払う税金が少ないわけなので節税の恩恵がほとんどありません。そのため、収入が上がってから追納するのがお得ですね。

以上です。また、会社を辞めるともうひとつ検討事項に浮上するのが”保険”なのですが、せいぜい”国民健康保険”か”社会保険の任意継続”しかありません。誰かの扶養に入れる人はそれがいいと思いますが、だれでも扶養に入れるわけではありませんからね。私の場合は以前の職場の保険を任意継続したほうが条件がよかったので任意継続としました。ただ、いずれにしてもそれなりの金額を支払い続けなければいけないので、なかなか無職中の財布には厳しかったです。

投稿者プロフィール

猫男
猫男
ブラック職場で働く→脱出を2回経験している男。働き始めた時はブラックではなかったが、会社組織や上司の変更などによりブラック化し、数年耐え忍ぶも無理で転職。現在の職場はホワイトだが、いつまたやってくるとも知れないブラック職場に脅えながらも、変わらない給料でもう少しましな生活ができるように工夫しながらゆるく生きていこうとしている。その過程で学んだ、ブラック企業から逃げる方法、お得に暮らす方法などを公開していきます。

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