ブラック職場からの転職のタイミング

ブラック職場から脱出するには、私の経験では”嵐が過ぎ去るのを待つ”か”転職”の二択になると思います。(会社全体がブラックな場合は後者一択ですが。)

私の場合は”転職”でしかブラック職場を脱出したことがありませんが、以前辞めた職場で”嵐が去った”事例はあります。しかしそれは私が辞めた何年も後のことで、私の後任となった人は2名が辞め、1名は精神を病んで休職したと以前の同僚から聞きました。ブラック化が終了したのは、当時の上司がいなくなったことが理由で、夜中までの過重労働もなくなったそうです。私がその間耐え忍べたのか?と考えるとそれは難しいと思いますし、現状ブラックの危険が去ったと知ったところで、やはり当時辞めてよかったとしか思いません。

しかし、転職するのは労力がかかりますし、その後の生活になにかと大きく影響を及ぼしますので、ブラックな環境から脱出するためとは言っても転職に及び腰になる人は多いと思います。だからこそブラック企業・ブラック職場で苦しみ続ける人が多いのだと思います。

安全にブラック職場から脱出するのはいつ?

では、できるだけ安全に転職してブラック環境から脱出するにはどうすればいいのか?これは、「ブラックな労働環境の兆候が現れたら、早めに、働きながら転職活動をする」だと思います。またその兆候とは「会社組織の大きな変更」「上司の変更」が大きなものだと言えます。この2つが変わったあとに”仕事がどんどん増えてきたような・・””上司とまともに意思疎通ができないような気が?” ”最近毎日怒られているような??”などの異変を感じたら、行動を開始するべきです。

私の場合、”会社を辞めてからの転職活動”と”働きながらの転職活動”をどちらも経験していますが、その時点で会社に所属しているかしないかで履歴書の通過率が圧倒的に違いました。

また、失業保険の給付期間終了という期限を気にしながらの転職活動は、特に後半になるほどかなりのプレッシャーとなってきます。”しょうがないからこの求人でいいか”と妥協してしまうと、ブラック脱出後、即ブラックの道が待っています。(その時期になると、年中求人がでている危険な案件にすら心が傾き始めてきます)

ということから、まずはブラックに変身中の職場で働きつつ、履歴書を作成し、転職サイトなどに登録し、情報収集を始めていくのが安全です。転職サイトに登録するといろいろな求人情報が送られてくるようになりますが、「なんかこの求人いつも見るな」「”未経験歓迎”な全く畑違いのこの求人がよくくるな」など、怪しい会社・仕事の匂いをかぎ分けるセンサーがだんだん働くようになってきます。そういった意味で、すぐに具体的な転職活動をはじめないとしても、早めに情報収集を始めるだけでもメリットがありますね。

投稿者プロフィール

猫男
猫男
ブラック企業から脱出しホワイト企業で働いているが、今はサラリーマン生活からの脱出を目指している、猫を愛する40代の男の記録です。このブログの記事には広告を含みます。
職場環境には、会社組織や上司の変更などによってブラック化する危険が常にあります。このブログでは、ブラック企業からの脱出方法、お得に暮らす方法、早期引退を目指す過程などを公開しています。
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA