キャリアアップよりも現在の給料の使い方を考える(通信料金)

世の中にはキャリアアップに関する情報があふれており、スキルアップや自己啓発の本なども沢山売られています。かくいう私も結構そういったたぐいの本を読んで実践してみたこともありました。結果、役に立たないわけではないのですが、社内でのキャリアアップというより「転職に”少し”役に立った」と言えます。ただ、例えば語学や資格取得に費やす時間は馬鹿にならず、いずれにしても仕事のために業務時間外の時間を削るのは、費用対効果を考えるとほどほどにしておくのがよさそうです。

そういうこともあり、私は結構早い段階から「今の給料でもっと効率よく暮らせないだろうか?」ということを考えて実践してきました。単純に「給料はあがらないけど貯金を増やそう」といった話であれば、「家賃の安い古い物件に引っ越す」「欲しいものを我慢する」「飲みに行かない」といった”〇〇をしない”といった行動も選択肢に入ってきますが、生活レベルをさらに落とすのは嫌なのでそうではない方法を考えました。なんのために生きているのか?という根本を考えると、「楽しく生きるために生きている」ので、現状より楽しくない方向にいってはもともこもないという結論からです。

そのための方法はいろいろあるのですが、毎月の固定費の支払いを減らすのがまず基本のひとつです。私の通信費の例を出すと以下のようなものです。

固定費の支払いを減らす事例(通信費)

携帯電話料金

もともとソフトバンクをずっと使っていて、毎月9千円ほど支払っていました。しかし、MVNOいわるゆる格安SIMの事業者がたくさん出てきた時期に利用するキャリアの変更を検討し、結果、楽天モバイルを継続して使っています。私の使い方では毎月3G程度しかデータ通信を使っていませんでしたので、月額1600円の3.1Gプランにしました。これで毎月7400円の削減です。年間にすると88800円にもなります。また、楽天モバイルを使っていると楽天市場での買い物のポイント付与率が高まるというのも、楽天ヘビーユーザーの私にも大きなメリットでした。(現在は+1%ですが、以前は+2%のポイントが付きました。)

また、楽天モバイルは2020年4月から移動体通信事業者(MNO)としてのサービスを開始し、通話・データ通信し放題の「Rakuten UN-LIMIT」を打ち出してきました。サービス開始とともに利用料が1年間無料というキャンペーンも打ち出してきたのですが、私はMVNOからの切り替えはずっとみあわせていました。なぜなら、無料期間が終わったあとの月額利用料は2980円で、現在の月額1600円の倍近くになるからです。しかし、Rakuten UN-LIMIT VIのサービスプランが発表されたことで、切り替えを決めました。1Gまでのデータ通信は0円、以降3Gまでなら980円、以降20Gまでなら1980円という料金体系のため、データ通信が3Gにおさまれば以前より安くなり、超えた月があったとしても私の使い方では20Gに到達することはないので1980円で済みます。この場合1600円よりも価格はあがりますが、通話料が発生しないためそれでも差はほとんどないかむしろ安いです。

このサービスプランが発表されたあと、1年間利用料無料が対象となる300万回線にまもなく近づいているという情報もでてきましたので、まもなく申し込みました。現在、そのキャンペーンは4月7日で終了とアナウンスされています。

・プロバイダ料金

自宅でのインターネットには固定回線を使っています。これも当初はプロバイダにBiglobeを使っていたのですが、途中でマンションプランの月額料金が530円のGMOとくとくBBに切り替えました。Biglobeを使っていたのは加入時のキャンペーンが適用されると得だったからで、記憶では2年ぐらいの縛りがあったのですが、その縛りがなくなるとともに変更しました。これについても、楽天モバイル同様に契約する会社を変更するだけで毎月の利用料が自動的に下がるわけです。また、通信系のサービスは「安かろう悪かろう」の声をネット上でもよく見ますが、私が使っている限り楽天モバイル・GMOとくとくBBともに特に不満はないです。「とにかく高速じゃないとだめ」といったこだわりユーザーにとっては不満かもしれませんが、一般的なユーザーにはこの価格差をこえるメリットは価格帯の高いサービスに見いだせないと思います。

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猫男
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ブラック企業から脱出しホワイト企業で働いているが、今はサラリーマン生活からの脱出を目指している、猫を愛する40代の男の記録です。このブログの記事には広告を含みます。
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