ブラック企業とホワイト企業ではどう違うのか
ブラック企業・ブラック職場で働いていると、その環境があたりまえに思えてきます。
しかしそれは本当なのでしょうか?
その渦中にいると、頭ではわかっているようで、本当の意味ではわかっていない可能性があります。
ブラック企業特徴としてあげられるものに「長時間労働」「休みが取れない」「ハラスメント」「賃金未払い」「重いノルマ」などいろいろあります。
どうも正確な定義はないようですが、厚生労働省ではウェブサイトで、「① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う」などの特徴をあげています。
私が経験した過去のブラック職場では、一般的に言われている特徴すべてをひとつの職場で満たすことはさすがにありませんでしたが、別々の職場で経験したブラック環境を総合するとかなりの割合であてはまることに驚きました。
そこで、一般的なブラック企業の特徴の中で私が経験したものと、ホワイト企業に移った私の現在の状況を比較してみます。
ブラック企業 vs ホワイト企業
- 長時間労働
ブラック:仕事が終わる時刻の平均が22時ぐらいで毎日仕事に追われている。終電で帰ることも普通で、疲れで電車を何駅か寝過ごし、そこから家まで歩いて帰ったことも何度か。
ホワイト:毎日定時帰り。
- 休みが取れない
ブラック:休みの申請を前もって出していたのに、繁忙期のため強制キャンセル。
ホワイト:必要な時に取得でき、産休などを利用している社員も多い。
- ハラスメント
ブラック:なにをやっても追い詰められる。
ホワイト:コミュニケーションが良好にとれる。
- 賃金未払い
ブラック:残業代がでないので、給与を時給換算にすると恐ろしいことに。
ホワイト:残業をしていないのに以前より給与が高い。
- 重いノルマ
ブラック:結果に厳しいばかりか、常にいろいろな仕事がまいこみ終わりがない。
ホワイト:「これをやってみようかな?」と自主的になにかに取り組める余裕がある。
- 休日
ブラック:休みの日に携帯電話に仕事の電話がくることがよくあり、そのまま会社に行くこともあった。
ホワイト:会社からの電話一切なし。
このように比較してみると、”まったく別もの”です。もちろん、経験を積み重ねている現在の私は、ブラック職場にいた過去の時点よりもスキルは高いはずです。
しかし人間としては同じですし、ブラック職場の中でも人並みに仕事はできていたと思っています。つまりこれは、単に「どこで働いているか」だけでここまで違うということなのです。
投稿者プロフィール
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ブラック企業から脱出しホワイト企業で働いているが、今はサラリーマン生活からの脱出を目指している、猫を愛する40代の男の記録です。このブログの記事には広告を含みます。
職場環境には、会社組織や上司の変更などによってブラック化する危険が常にあります。このブログでは、ブラック企業からの脱出方法、お得に暮らす方法、早期引退を目指す過程などを公開しています。
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